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金曜ロードショー「パニッシャー」

金曜ロードショー「パニッシャー」
(2004年アメリカ)▽全てを奪われた男の想像を絶するリベンジ
パニッシャー◇04年、米。トム・ジェーン。家族を殺されたFBI捜査官が制裁者として生まれ変わる姿を描く。ジョナサン・ヘンズリー監督。裏社会を牛耳る資産家セイント(ジョン・トラボルタ)のでき愛する息子ボビー(ジェームズ・カルピネロ)が密輸取引現場でFBIに殺された。事件の背後に潜入捜査官キャッスル(ジェーン)の存在を知ったセイントは報復を誓う。そのころ、キャッスルは親族を集めてリゾートでパーティーを開き、楽しい時を過ごしていた。そこにセイントの一味が送り込まれ、一家を虐殺。奇跡的に命を取り留めたキャッスルは、セイントを法律では罰し切れないと知り、自らの手で制裁を下す決意を固める。
ジョナサン・ヘンズリー, トム・ジェーン, ジョン・トラボルタ, ウィル・パットン, ロイ・シャイダー, 小山力也, 山路和弘

【解説・みどころ】
「スパイダーマン」などで有名なマーベル・コミックスからの映画化だが、珍しく主人公が超人ヒーローではないという本格派アクションムービー。ヘンズリー監督はコンラッド・W・ホールと共に70年代のアクション映画を研究し尽くし、パニッシャー独自のスタイルを確立した。それはつまり「この作品は、荒涼としていなければならない。けれど、美しくなければならない」という一言に集約される。その言葉通り、主人公は超人ではない=物理の法則に反する大がかりなスタントも取り入れないということであり、それが全編一貫したリアルさを感じさせるゆえんとなっている。

 洗練されたリアリズムを映し出し、自分の正義に従う男の姿を鮮明に描いた本作は、アメリカ人に高い人気を誇り、今年9月公開に向け続編「The Punisher2:War Zone(原題)」が制作中となっている。

 本作の監督は「ダイ・ハード3」「ジュマンジ」「アルマゲドン」などの大ヒット作を手がけたジョナサン・ヘンズリー。鍵となる2人の男を選ぶに当たりヘンズリー監督は、パニッシャー役には「語らずとも感情を表現できる俳優」としてトム・ジェーンを配した。彼は「フェイス/オフ」「マグノリア」「ドリームキャッチャー」「ブギーナイツ」で卓越した演技を披露。現時点では日本公開未定だが、「ドリームキャッチャー」に続き、スティーブン・キング作品2度目の出演となる「The Mist」が公開された。
 本作出演にあたりジェーンは、リアルなパニッシャーを演じるために8週間にわたる肉体改造に挑んだ。厳しいトレーニングや武器の扱い方を習う一方で、厳しい食事制限も行ったという。担当トレーナーは「彼ほど情熱を持って役作りに取り組んだ人はいない。彼がこの役を作り上げたんだ」と賞賛した通り、その身体1つで見事に怒りや悲しみを表現している。

 一方、麻薬取引などで莫大な富を得ながらも、表社会でも通用する2面性を持ったセイント役には、「フェイス/オフ」「ソードフィッシュ」で圧倒的な存在感を見せつけ、昨年公開された「ヘアスプレー」では驚異の特殊メイクで「母親役」を演じ、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされたスーパースター、ジョン・トラボルタ。

 先日公開されたばかりの「団塊ボーイズ」では、郊外住宅地での単調な毎日に行き詰まりを感じていた中年オヤジ4人組の1人として、人生再発見のバイク旅に出たものの次々と災難に見舞われるという、本作とは全く違った顔を見せてくれている。邦題は少々??ではあるが、昨年3月に全米公開されるやいなや「ダイ・ハード4.0」や「オーシャンズ13」といった作品を押さえ、堂々の2007年全米興行収入トップ10入りを果たした大ヒット作なので要チェック!

 そのセイントの息子役ジョンとボビー2役を演じたジェームズ・カルピネロだが、ブロードウェイ・ミュージカル版の「サタデー・ナイト・フィーバー」に出演、続いてミュージカル版「ヘアスプレー」出演のオファーも来ていたと言う。どこかジョン・トラボルタとの繋がりを感じさせる配役でおもしろい。ほか「オーシャンズ」シリーズ:リビングストン役のエディ・ジェイミソン、「X?MEN」シリーズ:ミスティーク役のレベッカ・ローミン=ステイモス、同じく「X?MEN:ファイナル ディシジョン」エンジェル役:ベン・フォスター等々が出演。

「え?この人が!?」という豪華な顔ぶれも見逃せない!!


【ストーリー】
 ある夜、次男ボビー(ジェームズ・カルピネロ)が、密輸武器取引現場でおとり捜査によって殺害されたと報告を受ける父、ハワード・セイント(ジョン・トラボルタ)。妻リヴィア・セイント(ローラ・ハリング)と共に怒りに燃えた2人は復讐を誓い、やがてボビーを死に至らしめた一人の捜査官が浮かび上がる。それはフランク・キャッスル(トム・ジェーン)だった。

 フランクはこれが最後の仕事の予定だったが相手が悪かった・・・プエルトリコでの5年ぶりの親類一族勢揃いの休暇中に、息子が買ってきたドクロのTシャツをプレゼントされ、結婚後初めての幸せの絶頂・・・しかし沖合には一艘の船が近づいてきていた。抵抗むなしく、そこに集まった全員が殺され、最愛の妻と息子は目の前で殺されてしまう。

 しかし九死に一生を得たフランクは、最愛の息子からのプレゼントのドクロTシャツを着て、闇の制裁者へと生まれ変わる。そう、従うのは自らの正義。法で裁けないセイントたちへの制裁を誓った。安アパートに移り住んだフランクは、まずはボビーと現場に一緒にいたミッキー(エディ・ジェイミソン)から情報を聞き出し、仲間に引き入れてセイント一味の内情を探り出す。

 まず手始めにセイントのビルに忍びこみ2人を仕留めるが、心が晴れることがないキャッスル・・・思い出すのは殺された家族のことばかりだった。
 キャッスルが生きていることを知ったセイントは、次々に刺客を送り出す。しかしその刺客も排除してきたフランクのもとに、セイントの右腕クエンティン(ウィル・パットン)が送り込まれ、アパート住人のデイブ(ベン・フォスター)を尋問する。しかしデイブは拷問に耐えて何も喋らなかった。なぜなら、キャッスルは仲間であり、同じ屋根の下に住む家族であると認識していたからだった。

 デイブたちを危険な目に遭わせた彼らと最終戦争を始めようと決意するキャッスルは、溺愛している妻リヴィアを利用するのが一番効果的と考え、ミッキーに嘘の情報を流させる。そしてついにセイントとの最終決戦の火ぶたが切って落とされた!

 理にかなった正義をまっとうするために・・・これは復讐ではない、制裁(パニッシュ)なのだ。キャッスル=パニッシャーの制裁は、果たして下されるのか?

【キャスト・スタッフ】
< STAFF >
監督 ジョナサン・ヘンズリー
製作 アビ・アラド、ゲイル・アン・ハード
製作総指揮 ケヴィン・フェイグ、ジョン・スターク
共同製作 アリ・アラド
脚本 ジョナサン・ヘンズリー、マイケル・フランス
撮影監督 コンラッド・W・ホール
編集 スティーブン・ケンパー
衣裳デザイナー リサ・トムチェスジン
スタント・コーディネーター/セカンド・ユニット監督 ゲーリー・ハイムズ

< CAST >
フランク・キャッスル/パニッシャートム・ジェーン(小山力也)
ハワード・セイント ジョン・トラボルタ(山路和弘)
クエンティン・グラス ウィル・パットン
フランク・キャッスルSr. ロイ・シャイダー
リヴィア・セイント ローラ・ハリング
マリア・キャッスル サマンサ・マシス
ジョン・セイント/ボビー・セイント ジェームズ・カルピネロ
ジミー・ウィークス ラッセル・アンドリュース
ジミー・ウィークス ラッセル・アンドリュース
ミッキー・デュカ エディ・ジェイミソン
デイブ ベン・フォスター
バンポ ジョン・ピネット
ジョアン レベッカ・ローミン=ステイモス
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