金曜ロードショー「デンジャラス ビューティー2」
(2005年アメリカ)▽女捜査官セレブに変身!ベガスに(秘)潜入中
デンジャラスビューティー2◇05年、米。サンドラ・ブロック。全米に顔を知られ、FBIのPR活動に励む女性捜査官が大きな事件に巻き込まれる。ジョン・パスキン監督。爆破予告の標的にされたミスアメリカコンテストに潜入して事件を解決したFBI捜査官グレーシー(ブロック)。有名になって潜入捜査に支障を来すようになり、FBIのPR活動に従事するよう命じられる。美しく変身し、テレビ出演や自伝の出版と忙しく活躍する彼女のもとに、親友でミスアメリカのシェリル(ヘザー・バーンズ)が何者かに誘拐されたという情報が入る。グレーシーは自分に敵意むき出しの新パートナー、サム(レジーナ・キング)を巻き込み、独自捜査を始める。
ジョン・パスキン, サンドラ・ブロック, レジーナ・キング, エンリケ・マルシアノ, ウィリアム・シャトナー, 松本梨香
【解説・みどころ】
2000年に全米公開され、世界的な大ヒットとなった映画「デンジャラス・ビューティー」。今夜はその続編「デンジャラス・ビューティー2」をお届け!
天下無敵のグレイシー(サンドラ・ブロック)に、今回は強力なライバルが出現!新しくコンビを組むことになったサム・フラーには、アカデミー賞ノミネート作「Ray/レイ」や、「ザ・エージェント」での演技が高い評価を集めたレジーナ・キング。モデルのように着飾ってはいるが、言うことがちょっとおかしいグレイシーと、色気も飾りっ気もないまじめ一本なサムの好対照な二人のやりとりが見物。シリーズの製作も手がけるサンドラが、今回新たな展開に絶対欠かせないと考えたのが「女の相棒」。
どうしていつも男の友情を描いたものでなければならないの?」というサンドラの言葉どおり、うわべを取り繕わない女同士が本気の喧嘩に火花を散らしつつも、最強のタッグで事件を解決していく痛快さときたら!今まで男性コンビによって独占されてきたバディ・ムービーだったが、本作は見事に女性でやり切っている草分け的存在とも言える。
セレブファッション以外にも様々な変装で楽しませてくれる本作だが、見せ場は何と言っても「ビッグバード」!どこで出場するのかは見てのお楽しみだが、あの堅物サムまでもが変装し、歌って踊ってしまうというシーンは見逃せない!盛装のみならず、変装までもこなしてしまうサンドラ・ブロックについて、監督のジョン・パスキンは「スクリーン上で自分を笑い者にするのを恐れない世界的な美人女優なんてあんまりいない」と絶賛している。
前作でも登場し、何かと人気のあったオカマの美容コンサルタント役だが、今回はマイケル・ケインではなく、「アイス・エイジ」などアニメ映画への声の出演も多いディードリッヒ・ベイダーが体当たりで演じた。また、誘拐されたにもかかわらず、どこか緩いミス・アメリカことシェリルには、「ユーガット・メール」で長編映画デビューを飾り、「奥様は魔女」にも出演したヘザー・バーンズ。ミス・アメリカと一緒に誘拐されてしまうミスコン司会者スタン・フィールズには、日本では人気TVシリーズ「スタートレック」のカーク船長役で馴染み深いウィリアム・シャトナーがあたっている。
「スピード」や「イルマーレ」のキレイなサンドラ・ブロックしか知らないあなた!
ビューティーなよごれ役(?)の彼女はさらに魅力的!見なきゃもったいない!!
【ストーリー】
「ミス・アメリカ・コンテスト」への潜入捜査で、爆破事件を見事解決したFBI捜査官グレイシー・ハート(サンドラ・ブロック)。いまや知らぬ者はいない程の人気者となった彼女は、銀行強盗の次の目標としていた銀行で張り込み中に、そうとは知らないファンに駆け寄られ、せっかくの潜入捜査が台無しになってしまう。顔が知れ渡ってしまった以上、もはや捜査に加われない・・・追い討ちをかけるように、同僚の彼氏にも振られてしまう。FBI長官は、そんなグレイシーに「FBIの広告塔」となるように勧める。有名になってしまったグレイシーには、他に選択の余地はなかった。いやいやながらも専属スタイリストのジョエル(ディードリッヒ・ベイダー)らのもと、グレイシー・セレブ化計画が始まった!10ヵ月後・・・見事にセレブに変身し、テレビ番組で「営業用スマイル」を振りまくグレイシーの姿があった!どこへ行っても人気者のグレイシーだったが、新しい相棒のサム・フラー(レジーナ・キング)だけは、着飾ってお高くとまっているグレイシーに敵意をむき出しにしていた。
そんなある日「ミス・アメリカ誘拐」の報せが入る。ミス・アメリカ・・・大切な親友シェリル(ヘザー・バーンズ)が、ラスベガスで何者かに拉致されたというのだ。グレイシーも現地へ向かうことになったが、あくまでも「PR」として赴かざるを得ず、事件には絶対手を出すなと言われてしまい・・・しかし、居ても立ってもいられないグレイシー。そんな規則破りで悪名高い彼女の護衛兼お目付け役を命じられたのは、なんとあの天敵サムだったからもう大変。
唯一の親友シェリルのことが心配でたまらないグレイシーは、数々の監視の目をかいくぐり情報収集に乗り出すが、早とちりによるミスを犯してしまいニューヨークに戻される羽目に。しかしそこはグレイシー、そう簡単には諦めない。彼女にできることはただひとつ!どんな手を使ってでも事件を解決し、親友を救い出すことだけだった。そんなグレイシーの暴走を阻止しようとしていた天敵サムをも巻き込んでの、変装に継ぐ変装で真相を暴いていく・・・火が付いたグレイシーの型破りな救出作戦は、もう誰にも止められない!
【キャスト・スタッフ】
< STAFF >
監督 ジョン・パスキン
製作 サンドラ・ブロック、マーク・ローレンス
脚本 マーク・ローレンス
製作総指揮 ブルース・バーマン、メアリー・マクラグレン、ジョン・カービー
撮影 ピーター・メンジズ・ジュニア,A.C.S.
編集 ガース・クレイブン
音楽 ジョン・フーリハン
衣装 ディーナ・アペル
< CAST >
グレイシー・ハート サンドラ・ブロック(松本梨香)
サム・フラー レジーナ・キング(斉藤貴美子)
ジェフ・フォアマン エンリケ・マルシアノ(高木渉)
スタン・フィールズ ウィリアム・シャトナー(矢島正明)
マクドナルド アーニー・ハドソン(有本欽隆)
シェリル ヘザー・バーンズ(園崎未惠)
ジョエル ディードリッヒ・ベイダー(飛田展男)
コリンズ トリート・ウィリアムズ(山野井仁)
ジャネット エリザベス・ローム(沢海陽子)
遠藤好一
梁田清之
長崎高士
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