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金曜ロードショー 「シークレット・ウィンドウ」

金曜ロードショー 「シークレット・ウィンドウ」

見知らぬ男が、窓を開けた。それは開けてはいけない秘密の窓だった…ジョニー・デップ×スティーヴン・キングが奏でるいまだかつてない戦慄のミステリー。

盗作疑惑、数々の謎、そして殺人…。人気作家を襲う不幸な出来事の結末とは!?人里離れた湖のほとりにひっそりと建つ、とある家。そこには穴の開いたガウンを四六時中羽織っている不眠症の男が一人で暮らしていた。男の名前はモート。職業は小説家。そんな彼の元へ、ある日突然ジョン・シューターという見知らぬ男が現れ「お前は俺の小説を盗んだ」と言いがかりをつけられる。それが予期せぬ物語のはじまりだった…

【解説・みどころ】
人里離れた湖のほとりにひっそりと建つ、とある家。そこには穴の開いたガウンを四六時中羽織っている不眠症の男(ジョニー・デップ)がひとりで暮らす。男の名前はモート。職業は小説家。そんな彼の元へ、ある日突然見知らぬ男ジョン・シューター(ジョン・タトゥーロ)が現れ、「お前は俺の小説を盗作した」と、言いがかりをつけてくる。身に覚えのない疑念に戸惑うモート。しかし、それでも執拗にモートにつきまとい強迫を繰り返すシューター――。

この設定だけで、なにかが起こりそうな匂いがプンプンしてくるだろう。それもそのはず。本作は『グリーンマイル』、『ショーシャンクの空に』、『ミザリー』など、数々のベストセラーをこの世に送りだし、40以上もの作品が映画化されているモダン・ホラーの帝王、スティーヴン・キングのサイコ・スリラーが原作なのだ。キングが原作であれば当然何かが起こるというもの。さらに、その中心人物となる小説家を演じるのが世界的大スターのジョニー・デップとなれば、ハズレという選択肢は存在しないのだ。

本作の監督にして脚本を務めているデビット・コープは(過去に『パニック・ルーム』、『スパイダーマン』の脚本を手がけている)、当時『パイレーツ・オブ・カリビアン』を撮影中のデップをカリブ海まで追いかけ、直接出演交渉を行ったというほど、デップの出演にこだわっていた。でも、それも作品を観れば納得。本作はモートを演じる役者がすべての鍵を握っているのだ。全編モートの心理を追う形で展開されている物語は、登場人物も少なく、舞台も湖のほとりの家がほとんど。また、目立ったアクションもない。この限られたシチュエーションの中で最大限の表現ができ、かつ人々を惹き付けることのできる役者はジョニー・デップ以外に誰もいない! そこに、息子がスティーヴン・キングの大ファンだったことで出演を決めたという、超個性派役者のジョン・タトゥーロが異様なヴァイヴをきかせ、男たちの静かに、だがギラギラと流れるマイナスのエモーションがぶつかりあう。その壮絶な役者バトルも見逃せない。

はたしてあなたは今夜、まるで小説を読んでいるかのようにリズムよく流れる本作に隠された秘密を解くことができるか? 緊迫感溢れる90分、予想のつかない展開とスリルに興奮するもよし、謎解きに徹するもよし。また、サイコ・スリラーにいまいち萌えないという人は、9割以上を占めるジョニー・デップの画面占有を堪能するという究極の鑑賞法を楽しむもよし。海賊でもなく、お菓子の国の住人でもなく、歴史衣装を羽織るでもなく、12月に公開を控える『パブリック・エネミーズ』の1930年代の銀行強盗とも違う、ジョニー・デップの「今」の時代の「今の人」(と言っても謎だらけだが)の姿を拝める作品というだけでもかなりレア。ストーリーの都合上あまり多くを語れないので、これはとにかく観てもらうしかない!!

【ストーリー】
人気作家のモート・レイニー(ジョニー・デップ)は、別居中の妻エイミー(マリア・ベロ)との離婚協議による疲れでスランプに陥っていた。モートが妻の浮気現場に乗り込んだのが6か月前。それからモートは家を出て、湖のほとりの別荘で愛犬と暮らしていた。

そんなある日、モートの家にジョン・シューター(ジョン・タトゥーロ)と名乗る謎の男がやって来て、「お前は俺の小説を盗んだ」と言いがかりをつけてきた。有名になるとこのようなトラブルはつきもの。まるで身に覚えのないモートは男をあしらい、彼が残して行った原稿をそのままゴミ箱に捨てた。しかし、捨てられた原稿がモートのものだと勘違いした家政婦がこれを拾いあげ、モートに返してきた。モートは手渡された原稿に何気なく目を落とすと、そこには自分の著書に書かれているのとまったく同文章が綴られていた。これはどういうことなのか?

再びモートの元に現れたシューターは「そっくりの文章だっただろう?」と、またもやモートに因縁をつけてきた。しかし、よくよく話を聞いてみると、モートの方が先に小説を執筆しており、雑誌にも掲載されたという動かぬ証拠もある。「盗作されたのはこっちだ!」、濡れ衣を着せられて脅迫されていたモートは逆ギレしてシューターに声を荒げた。ところがシューターは動じることなく、むしろ怒りを抑えるかのような表情を浮かべながら、3日の猶予を与えるから自分の執筆が先だということを証明しろ、と言って帰って行った。さらにシューターは警告としてその夜、モートの愛犬をドライバーで殺害。ご丁寧に死体に「3日だぞ。本気だ。サツは呼ぶな」という手紙まで添えてあった。しかし、執拗なまでにモートに言いがかりをつけてくるシューターが要求しているのは、小説の結末を書き換えて自分の名前で出版しなおすこと、ただそれだけだった。さすがに恐怖を感じたモートは友人の探偵、ケン・カーシュ(チャールズ・S・ダットン)に調査を依頼する。しかし、不思議なことに誰もシューターの顔を知る者がいない。そこでケンはシューターの目撃者探しを始めるものの、予想をしていなかったまさかの結末を迎えてしまう。

一方、モートは妻の現在の恋人、テッド(ティモシー・ハットン)を疑い始める。テッドの生まれた故郷はテネシー州のシュターズ・ベイ。「シューター」とい名前と一致する。これは何かのメッセージなのだろうか? 追及すればするほど深まる謎に困惑するモート。

一体シューターとは何者なのか――?  彼の本当の目的は――?

【キャスト・スタッフ】
<監督・脚本>
デビット・コープ
<製作>
ギャビン・ポロン
<原作>
スティーヴン・キング
<製作総指揮>
エズラ・スワードロー
<撮影監督>
フレッド・マーフィー ASC
<美術監督>
ハワード・カミングス
<編集>
ジル・サヴィット A.C.E.
<衣装デザイン>
オデット・ガドゥーリー
<音楽>
フィリップ・グラス

<モート・レイニー>
ジョニー・デップ(平田広明)
<ジョン・シューター>
ジョン・タトゥーロ(大塚芳忠)
<エイミー>
マリア・ベロ(山像かおり)
<テッド>
ティモシー・ハットン(寺杣昌紀)
<ケン・カーシュ>
チャールズ・S・ダットン(入江崇史)
久保田民絵
石森達幸
田野 恵
中村千絵
上田陽司

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