日曜洋画劇場「ナイト・オブ・ザ・スカイ」
「TAXi」のジェラール・ピレス監督の超エンタテインメント・スカイ・アクションが地上波初登場。主演は「ピアニスト」のブノワ・マジメル。音速の世界を体感せよ!
最新鋭戦闘機が何者かに盗まれる。激しいドッグファイトの末、撃墜に成功した空軍のトップガン2名、マルチェリ大尉とセブ大尉だったが、撃墜した戦闘機には極秘ミッション中の特殊飛行隊員が乗っていた・・・ヨーロッパ全土を巻き込んだ陰謀に巻き込まれていく。
【ストーリー】
イギリスのファーンバラで開催されていた航空ショーで、フランスの精鋭戦闘機であるミラージュ2000がこつ然と消息を絶った。
この事態にスクランブル対応したのは、たまたま北海をパトロール飛行中だったマルチェリ大尉(ブノワ・マジメル)とバロワ大尉(クロヴィス・コルニアック)。彼らは、フランス空軍の中でも優秀なパイロットとして知られる存在だった。
2人はまもなく、旅客機の下に入り込んでレーダーから姿を隠していたミラージュ2000を発見。たちまち3機のミラージュが入り乱れての壮絶なドッグファイトがはじまるが、不覚にもバロワが敵の照準にロックオンされてしまう。
そのとき、あろうことか、司令部から追跡中止命令が下る。一瞬、逡巡するマルチェリだったが、悩んでいる時間はない。相棒を助けるためにやむなく命令を無視したマルチェリは、何者かが盗んだミラージュ2000を撃墜してしまった。
基地に戻った彼らを待っていたのは、空軍最高司令部からの叱責だった。先日の事件は防空体制をチェックするために特殊任務部隊(SMS)が秘密裏に計画実行したもので、撃墜したミラージュが攻撃態勢に入ることなどありえないというのだ。フライトレコーダーの解析を待つ間、彼らは新兵の訓練という閑職に追いやられた。
新兵の中には、アメリカから交換プログラムでやって来た、2人の優秀な女性パイロットがいた。そのひとり、エステル(アリス・タグリオーニ)は、なんと、かってのマルチェリの恋人だった…。
そんな中、マルチェリにとって最悪の裁定が下された。フライトレコーダーからは、なぜか撃墜したミラージュが攻撃を開始したという事実は認められないというのだ。
何者かがデータを改竄したに違いない…と疑いながらも軍籍を剥奪されてしまったマルチェリは、小さな飛行場でプロペラ機のパイロットとして再就職する。責任を感じて軍を辞めたバロワも、一緒だ。
だが、その矢先、マルチェリにSMSから極秘任務の依頼が舞い込む。事件の真相を探るため、マルチェリはその危険な任務への参加を決意するが…!?
【キャスト・スタッフ】
■監督
ジェラール・ピレス
■製作
エリック・アルトメイヤー
ニコラ・アルトメイヤー
ロラン・ブロシャン
■脚本
ジル・マランソン
■脚色、台詞
ジル・マランソン
ジェラール・ピレス
■キャラクター原案
ジャン=ミッシェル・シャルリエ
アルベール・ユデルゾ
■オリジナル音楽
クリス・コーナー
■撮影監督
パスカル・ルベーグ
■美術
ジャン=ピエール・フイエ
■キャスト
アントワーヌ・マルチェリ大尉
ブノワ・マジメル(石川禅)
セバスチャン・バロワ大尉
クロヴィス・コルニアック(内田夕夜)
コスト首相官房
ジェラルディン・ペラス(岡寛恵)
キャス大尉
アリス・タグリオーニ(湯屋敦子)
ベルトラン特別任務飛行隊長
フィリップ・トレトン(原康義)
アイポッド
ジャン=バティスト・ピュシュ(船木真人)
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