日曜洋画劇場「トルネード」
真夏の積乱雲が恐怖を呼び起こす…。前代未聞の巨大竜巻“トルネード”が大都市を直撃!いち早く危険を察知した気象学者ヤンがとった行動とは…!?
【ストーリー】
アメリカでトルネードの研究をしていた気象学者のヤン(マチアス・ケーベルリン)は、久しぶりに故郷のドイツ・ベルリンに帰ってきた。
目の不自由な姉・ゾフィー(リザ・マルティネック)は温かく迎え入れてくれたが、ベルリン気象台のトップである父・ベルガー(ルドルフ・コワルスキ)は、長年、確執が続いている息子を拒絶…。そして、ヤンがかつて愛した女医・エファ(ミナ・タンデル)は、ベルガーの部下でもある親友・ブルーノ(サーシャ・ゲーペル)の恋人となっていた。
そんなとき、ベルリン郊外で異常な積乱雲が観測される。トルネードの発生を心配したヤンは、消防局長・シュッテ(マルティン・リンドウ)を通じて市の幹部たちに市民を避難させるよう訴える。だが、ベルガーは息子の意見を認めず、ヤンの警告は退けられてしまう。その間にもトルネードは少しずつ街に近づいていた…。
業を煮やしたヤンは手伝いにやって来たエファと共に、郊外まで雲の観測に訪れる。だが、中規模のトルネードに巻き込まれ、九死に一生を得ることに…。
さらに巨大なトルネードの発生を予測したヤンは、シュッテをけしかけて独断で非常警戒警報を発令させる。ベルガーもようやくヤンの説を認めざるを得なくなっていたが、そのときトルネードがベルリンの中心街を直撃!
テレビ塔の展望台にいたゾフィーが逃げ遅れて閉じ込められてしまい…!?
【キャスト・スタッフ】
■監督
アンドレアス・リンケ
■脚本
ドン・ボーリンガー
■製作
アリアーネ・クランペ
ユルゲン・シュスター
■撮影
シュテファン・ウンテルベルガー
■美術
ラース・ランゲ
■キャスト
ヤン
マチアス・ケーベルリン(森川智之)
エファ
ミナ・タンデル(山田みほ)
ゾフィー
リザ・マルティネック(小林優子)
ブルーノ
サーシャ・ゲーペル(宮内敦士)
カール
ハラルド・シュロット(てらそままさき)
シュッテ
マルティン・リンドウ(安原義人)
ベルガー
ルドルフ・コワルスキ(谷口 節)
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