金曜特別ロードショー 「20世紀少年?もう一つの第2章?」
「20世紀少年-最終章-ぼくらの旗」公開前夜に贈る、今夜限りの「?もう一つの第2章?」衝撃のラスト目前!“ともだち”に洗脳された日本列島、人類の未来はどうなる?
【解説・みどころ】
全世界待望の三部作で描かれた映画『20世紀少年』が、8月29日(土)公開の『?最終章?ぼくらの旗』をもってついに完結する!!
昨夏に公開された第1章、今年の一月に公開された第2 章は累計観客動員数560万人を突破し、いまだその熱が冷めやらない状況のなか迎える最終章。そこで、2週にわたり『20世紀少年』を総ざらい!21日の『20世紀少年?第1章?終わりの始まり』に続き、今夜は金曜ロードショーオリジナルによる『?もう一つの第2章?』を放送し、衝撃のクライマックスを迎えるための体制を万端に整える!
金曜ロードショーファン、あるいは『20世紀少年』シリーズのファンだったらすでにご存知だと思うが、一月の『第2章?最後の希望?』公開前夜にも金曜ロードショーオリジナル製作の『20世紀少年?もう一つの第1章』を放送している。このときは『第2章』の物語の鍵を握るカンナの回想という、映画本編とはまったく異なる形式をとりながらケンヂたちの少年時代を掘り下げて“ともだち”の謎に迫り、平均視聴率18.6%を記録した。
一方、今夜お届けする『?もう一つの第2章?』では、2000年12月31日に人類を危機に陥れた「血の大みそか」後の2015年を舞台に、大人のキャストたちが大活躍。「血の大みそか」とは一体なんだったのか、“ともだち”とは誰なのか、日本が誇るトップクラスの俳優たちの演技バトルとともに多方向から見据える。さらに、映画『第2章』の脚本に盛り込むことのできなかった、原作コミックで人気を誇るエピソードをこの放送のためだけに新たに撮りおろして追加。韓国の釜山で撮影された、カンナがラビットナボコフ賭博でその強烈なカリスマ性を発揮するエピソードや、マルオが“ともだち”もろとも自爆を図るともだち宮殿でのエピソードも描かれる。また、前回同様、泣く泣くカットした未公開シーンの数々も挿入され、新しく撮影されたシーンとともに物語は再構築。まさに誰も観たことのない超豪華な『?もう一つの第2章?』となっている。
ぜひともみなさんには映画と同様、いやそれ以上のクオリティを誇るこの『?もう一つの第2章?』を堪能し、バッチリと物語を復習してから29日公開の『20世紀少年?最終章?ぼくらの旗』に臨んでほしい。
さあ、いよいよ29日に“ともだち”の正体が明かされる!!!
【ストーリー】
“血の大みそか”から15年が経った2015年。日本は“ともだち”率いる友民党党首の万丈目胤舟(石橋蓮司)が実権を掌握し、“ともだち”は世界の救世主として崇められていた。それというのも、2000年12月31日、21世紀最後の日に起きた巨大ロボットによる人類滅亡計画は、悪魔のテロリスト・ケンヂ(唐沢寿明)とその仲間たちによって実行されたもので、それを阻止したのが“ともだち”だと公表されていたからだ。
ケンヂ(唐沢寿明)の姪・遠藤カンナ(平愛梨)は、新宿歌舞伎町のラーメン屋・珍宝楼でバイトをする高校生。“血の大みそか”以来行方不明になっている伯父の代わりに、ユキジ(常盤貴子)に育てられていた。しかし、“血のおおみそか”の真相を知っているだけに、学校の授業で習うねじ曲げられた歴史に憤りを感じ、“ともだち”を中心にした国家に反抗を露わにしていた。そのため、担任教師に問題児扱いされ、同級生の小泉響子(木南晴夏)とともに洗脳施設「ともだちランド」に送り込まれることに。ところが、カンナはこの施設で“ともだち”の真相へと近づき、“ともだち”と戦う決意を固める。
しかし、日本どころか世界的にも絶大なる権力を握る“ともだち”と戦うには、カンナだけでは、あまりにも無力だった。そこでカンナはマフィアが牛耳るカジノに乗り込むことに。ロシアから伝わった、“ラビットナビコフ”と呼ばれるギャンブルに手を出すカンナだが、これは一発で大勝することも可能だが、同時に大負けして自殺へと追い込まれる人が後を絶たない危険なゲーム。カンナは人生をチップに賭けたような強い眼差しで、マフィアの巣窟へと入り込んでいく――。果たして、カンナの真の目的とは――。
一方、“血の大みそか”以来散り散りになっていた秘密基地のメンバーたちも、それぞれ秘かに戦いを続けていた。脱獄不可能とされる海ほたる刑務所に幽閉されていたオッチョは、漫画家の角田(森山未来)とともに脱獄をはかり、ヨシツネはとある集団を率いて地下に潜伏。また、マルオ(石塚英彦)は歌手・春波夫(古田新太)のマネージャーとなり、反撃のときを待っていた。そして、ある日ついにマルオに絶好のチャンスがやってくる。春波夫が“ともだち”と面会することになったのだ。マルオはスーツの下に爆弾を仕かけ、“ともだち”とともに自爆をしようと決心する。そんななか、モンちゃん(宇梶剛士)が新たに「しんよげんの書」というものの存在を発見する。これにより、“ともだち”の正体を知るはずの秘密基地の仲間たちのバラバラだった遠い過去の記憶が、細い糸で少しずつ繋がっていく。一体、“ともだち”とは誰なのか――。“ともだち”が仕掛ける新たな人類滅亡のシナリオとは――。
【キャスト・スタッフ】
<第2章 監督>
堤幸彦
<もう一つの第2章 演出>
木村ひさし
<原作>
浦沢直樹
(「20世紀少年」小学館ビッグスピリッツコミックス刊)
<第2章 脚本>
長崎尚志、渡辺雄介
<第2章 脚本監修>
浦沢直樹
<落合長治:オッチョ>
豊川悦司
<瀬戸口ユキジ:ユキジ>
常盤貴子
<皆本剛:ヨシツネ>
香川照之
<遠藤カンナ>
平愛梨
<蝶野>
藤木直人
<丸尾道浩:マルオ>
石塚英彦
<子門真明:モンちゃん>
宇梶剛士
<山根:ヤマネ>
小日向文世
<春波夫>
古田新太
<小泉響子>
木南晴夏
<着流しの男>
平田満
<万丈目胤舟>
石橋蓮司
<神様>
中村嘉葎雄
<遠藤貴理子:キリコ>
黒木瞳
<遠藤健児:ケンヂ>
唐沢寿明
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