金曜ロードショー 「サラマンダー」
神話に伝わる火竜“サラマンダー”は現実に存在した…。ヤツラは賢く、人間をエサに進化を続ける。ドラゴンVS人類、空前の戦いが地上波初登場!
豪華俳優陣が挑む、新世紀サバイバルスリラー!人間を食い物に、どんどん進化し増え続けて行った火竜“サラマンダー”。2020年、かろうじて生き残った人々は郊外に要塞を構え、サラマンダーの襲来に怯えながら、精一杯の防衛線を引いて細々と過ごしていた。そんな絶望的な未来に3人の勇者が立ち向かう。今、人類の存亡をかけた最後の闘いが始まる…
出演
ヴァンザン マシュー・マコノヒー(大塚芳忠) クイン クリスチャン・ベイル(小山力也) アレックス・ジェンセン イザベラ・スコルプコ(岡寛恵) デイヴ・クリーディ ジェラルド・バトラー(楠大典) ジャレッド・ウィルク スコット・ジェームズ・マウター(石田彰)
スタッフ
【監督】ロブ・ホウマン 【ストーリー・脚本】グレッグ・キャボット&ケビン・ペテルカ 【脚本】マット・グリーンバーグ
【解説・みどころ】
神話に伝わる火竜“サラマンダー”は現実に存在した。その恐怖が人類を覆い尽くす!
いかなる近代兵器の攻撃もサラマンダーには通用せず、ついに核兵器まで使用することになった人類。しかし、核がもらしたのは地球の更なる荒廃のみ。最初に発見された1匹のサラマンダーは人間を食い物に、どんどん進化し増え続けて行った――。
2020年、かろうじて生き残った人々は郊外に要塞を構え、サラマンダーの襲来に怯えながら、精一杯の防衛線を引いて、細々と過ごしていた。
そんな人類の絶望的な未来を描いたサバイバル・スリラー大作に出演しているのが、“セクシー”名をほしいままにする3人の俳優たちだ。
まずは、サラマンダー狩りに命をかける、タフでマッチョなアメリカ人兵士・ヴァンザン役を演じているマシュー・マコノヒー。『サハラ 死の砂漠を脱出せよ1』(05)や ロマンチック・コメディ『10日間で男を上手にフル方法』(03)等で知られ、07年の米ピープル誌の“世界でもっともホットな独身男性特集”にて「もっともセクシーな独身男性」に選ばれた実績を持つ彼が演じる、つわもの救世主役は見応えあり。
さらに、生き残った者たちが集結する要塞のリーダー、クイン役にはクリスチャン・ベール。『アメリカン・サイコ』(00)の演技で絶賛を浴び、肉体改造をして挑んだ05年の『バットマン・ビギンズ』で大注目を集めた英国人の彼が、寡黙ながらも仲間思いのリーダーを静かに熱演。昨年の記録的なヒットを飛ばした『ダーク・ナイト』に続き、今年の7月には超話題作『ターミネーター4』の公開が控えている。そして、極めつけはクインの友人であり要塞を守る仲間の一人、クリーディー役のジェラルド・バトラー。『オペラ座の怪人』(04)で圧倒的な女性人気を獲得し、『300』(06)で男性ファンをものにしたジェラルドだが、本作に出演した当時はまだまだ無名。スター街道をひた走る前のジェラルドの貴重な姿が楽しめる。それぞれ出演する作品が興行的に大成功をおさめ、主演俳優としての地位を築いている3人だけに、今後この顔ぶれが揃うことはまずありえない。そういう意味でも奇跡に近い作品となっている。
また、もう一人の主役のサラマンダーを、これまで観たことがないほどリアルで凶暴で邪悪なモンスターとして登場させたのは、アニメ映画『ダイナソー』(00)で恐竜たちを生き返らせたディズニーのVFXスタジオ <ザ・シークレット・ラボ>(TSL)の面々。その高い技術と類まれな想像力が生み落した怪物の恐ろしさと、リアルさに震えおののくこと間違いなし! スリルと迫力満点の映像をお楽しみください!!
【ストーリー】
時は現代。ロンドンに住む12歳の少年クインは、母親が働く地下鉄の工事現場を訪れていた。そして、地下現場を探索するうちに大きく空いた空洞の中で、巨大なドラゴンを目撃する。なんと、巨大火竜・サラマンダーの住処を掘り当ててしまったのだ。長きにわたる眠りから覚めたサラマンダーは口から炎を吹き、工事現場を火の海にすると、そのまま猛スピードで地上へと飛び出して行った。その炎の中から助かったのはクイン一人だけ。太古に恐竜たちを焼き尽くし、その灰によって氷河期を招いたサマランダーは、食糧が尽きたことで地中に潜り、地球に生命=食糧が満ちるのをじっと待っていたのだ。そして、ついに人類はそのパンドラの箱を開けてしまった。
その後、サラマンダーは驚異的なスピードで世界中に繁殖し、人類を喰らい、炎で文明を破壊していった。思い余った人類はついに核兵器を使ってサラマンダーをしとめようとするが結果、地球を荒廃させる促進剤となっただけだった。わずかに生き残った人々は荒野の要塞に立てこもり、サマランダーの目から隠れ、身を潜めて暮らすしかなすすべがなかった。
それから20年。工事現場で唯一生き残ったクイン(クリスチャン・ベール)は立派に成人し、親友のデイヴ・クリーディ(ジェラルド・バトラー)といった仲間たちとともに、要塞で暮らしていた。食糧も満足になく、飢えと恐怖に苦しむ人々の中でリーダー的役割をはたしていたクインを支えていたのは、サラマンダーが死滅するまでなんとか生き延びようというささやかな希望だけだった。
そんなクインたちの元へ、ある日思わぬ来訪者がやってきた。戦車や戦闘ヘリを携えたアメリカ人義勇軍たちである。ケンタッキーから来たという彼らのリーダーの名はヴァンザン(マシュー・マコノヒー)。自分が退治したサラマンダーの牙を胸に吊るし、サラマンダー狩りが自分の使命だと信じて疑わない男だった。彼らは国防省の飛行機を復元し、ロンドンを目指してやってきたものの、途中で燃料と仲間を失ってしまったという。サラマンダーの弱点を把握しているヴァンザンは、クインと要塞で暮らす面々に一緒にサラマンダーと闘おうと迫り寄る。人類がどんなに手を尽くしても死滅させることの出来なかったサラマンダーを、わずかな武器と兵力で倒すことができるのか? 疑いの色を隠せないクインは、ヴァンザンのオファーを跳ね返す。はたして、これは正しい判断だったのか?
しかし、そんな時にもサラマンダーは繁殖を続け、新たなるエサを探しまわっていた――。
【スタッフ】
<監督>
ロブ・ボウマン
<ストーリー/脚本>
グレッグ・キャボット & ケビン・ペテルカ
<脚本>
マット・グリーンバーグ
<製作>
ロジャー・バーンバウム
ゲーリー・バーバー
リチャード・D・ザナック
リリ・フィニ・ザナック
<製作補>
ディーン・ザナック
デレク・エバンス
<製作総指揮>
ジョナサン・グリックマン
<編集>
トム・ノーブル、A.C.E.
<撮影>
エイドリアン・ビドル、B.S.C.
<プロダクション・デザイナー>
ウォルフ・クローガー
<衣装>
ジョーン・バージン
<視覚効果スーパーバイザー>
リチャード・フーバー
<視覚効果andアニメーション>
ザ・シークレット・ラボ
<音楽>
エドワード・シャルマー
【キャスト】
<ヴァンザン>
マシュー・マコノヒー(大塚芳忠)
<クイン>
クリスチャン・ベイル(小山力也)
<アレックス・ジェンセン>
イザベラ・スコルプコ(岡寛恵)
<デイヴ・クリーディ>
ジェラルド・バトラー(楠大典)
<ジャレッド・ウィルク>
スコット・ジェームズ・マウター(石田彰)
<クインの少年時代>
ベン・ソーントン(甲斐田裕子)
<カレン・アバクロンビー(クインの母親)>
アリス・クリッジ(藤貴子)
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