金曜ロードショー 「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」
スピルバーグ&ルーカスがタッグを組んだ超人気シリーズ「インディ・ジョーンズ」最新作公開前にシリーズ第2弾を放送!邪教の巣窟に渦巻く悪しき野望にインディが挑む!
【解説・みどころ】
19年ぶりに復活!待ちに待ったシリーズ第4弾「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」が、ついに6月21日公開(一部地域では14日先行も)!!
どれだけこの日を待ったか・・・主演のハリソン・フォードはもとより、相棒役には「トランスフォーマー」でブレイクしたシャイア・ラブーフ、冷酷非道な敵役(オカッパ!)に「エリザベス」「アイム・ノット・ゼア」のケイト・ブランシェット、さらに「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」に出演したカレン・アレンが27年ぶりにシリーズ再出演など、19年ぶりにスクリーンで暴れ回るインディ達を、世界中が待ち望んでいたと言っても過言ではないだろう。
今夜はシリーズ2作目「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」をお届け!本作は敵役が邪教集団でオカルト色が強く、前作よりもダークな雰囲気が色濃くなっている。しかし、前作を凌ぐスピード感とアクション・シーンも数多く、公開当時は賛否両論が大きく別れる結果となったという。そのスピード感を決定付けたトロッコシーンだが、なんとミニチュアが多用され、走行中のロングショットはほぼ100%模型というから、当時としては驚きの特撮である。
一方で、地下通路のシーンでは、3人を取り囲むために2千匹以上の虫(!!)が用意されたり(虫が苦手な人は、本当に気持ち悪いから要注意!痒くなる・・・)、クライマックスのつり橋は高さ90メートル程の断崖に、撮影のため実際に作られたものだというから恐ろしい・・・。
主演のインディ・ジョーンズには、言わずとしれたハリソン・フォード。当時の彼は本当に若い!!「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」ではどんなアクションを見せてくれるのか楽しみである。ヒロインであるウィリー・スコットには、監督のスティーブン・スピルバーグに本作で出会い、結婚したケート・キャプショー。「めぐり逢い」「キルトに綴る愛」などに出演している。
またショート・ラウンド役のキー・ホイ・クァン(現在はジョナサン・キー・クァン)が、本作でデビューを飾っており、その小さな体を十分に生かしたアクション・シーンを見せてくれる。その後同じくスピルバーグ製作総指揮の「グーニーズ」に出演したが、最近では映画制作に転じ、「X?MEN」などの武術指導アシスタントとして参加。トニー・レオンや木村拓哉出演のウォン・カーウァイ監督作品「2046」にもスタッフとして参加した。
インディがウィリーと出会う上海のクラブ「オビ=ワン」だが・・・そう、スター・ウォーズに登場するオビ=ワン・ケノービの名が由来であるという。その看板はチラッとしか出てこないので見逃さないように!また、上海の空港でインディとウィリーを迎えるイギリス人ウェバーは、ダン・エイクロイドのカメオ出演であったり、スピルバーグ監督もこっそり出演していたりするので要注目!
【ストーリー】
1935年・・・上海のクラブで、歌姫ウィリー・スコット(ケート・キャプショー)がショーを繰り広げていた。そこへ現れた一人の男、インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)は、上海マフィアのラオ・チェ(ロイ・チャオ)と取引に臨んでいた。しかしマフィアたちは始めから強奪を目論んでおり、インディに毒を盛る・・・インディはウィリーを連れて命からがら店から逃げだし、相棒のショート・ラウンド(キー・ホイ・クァン)と共に追跡を振り切って飛行機で上海を脱出する・・・しかしそのパイロットもラオの手下だった!飛行機に積み込まれていたゴムボートで、3人は雪山・激流を相手に無謀な脱出を試みる!!
たどり着いたのはインドの廃墟同然の小さな村。村人達はインディを崇めるように寄ってきた。彼らはパンコット宮殿に奪われた聖なる石「シバリンガ」と子供達を、邪教の手から取り戻してほしい、と願っていたのだ。
宮殿に到着した3人は、宰相のチャター・ラル(ロシャン・セス)や13歳のマハラジャ、ザリム・シンらの思わぬ歓迎を受け、イギリス軍のブランバート大尉(フィリップ・ストーン)らと共に豪華な宴に列席する。インディは邪教の話をそれとなく宰相に持ち出すが、単なる噂話だとして取り合わない。
だがその夜、インディが部屋で刺客に襲われ、ウィリーの部屋で地下に通じる秘密の通路を発見する。そして罠をくぐり抜けたその奥で、驚くべき光景を目の当たりにする・・・邪悪な司祭モラ・ラム(アムリッシュ・プリ)が邪神カリを崇拝するサギー教を復活させ、生贄を捧げていたのだった!
神から授かったとされるサンカラ・ストーンは全部で5つあり、既に3つが発見されていた。残りの2つはイギリス軍が地下深くに埋めてしまったため、モラ・ラムは誘拐した子供達に発掘作業をさせていたのである。インディは隙を見て3つのサンカラ・ストーンを盗んで逃げようとするが、彼も邪神カリの血によって信者にされてしまう・・・しかし、ショート・ラウンドの活躍によってインディは我に返り、生贄にされそうになっていたウィリーも助け出し、奴隷の子供たちを解放すると、サンカラ・ストーンを再び手にして、トロッコに乗り地上へ向かうが・・・。
【スタッフ・キャスト】
<監督>スティーブン・スピルバーグ
<製作総指揮>ジョージ・ルーカス、フランク・マーシャル
<原作>ジョージ・ルーカス
<製作>ロバート・ワッツ
<脚本>ウィラード・ハイク、グロリア・カッツ
<撮影>ダグラス・スローカム
<編集>マイケル・カーン
<特殊効果>I・L・M
<製作デザイン>エリオット・スコット
<衣装>アンソニー・パウエル
<音楽>ジョン・ウィリアムズ
<インディ・ジョーンズ>ハリソン・フォード(村井国夫)
<ウィリー・スコット>ケート・キャプショー(藤田淑子)
<ショート・ラウンド>キー・ホイ・クァン(田中真弓)
<モラ・ラム>アムリッシュ・プリ(石田太郎)
<チャター・ラル>ロシャン・セス
<ブランバート>フィリップ・ストーン
<ラオ・チェ>ロイ・チャオ
<ウー・ハン>デヴィッド・ヴィップ
<カオ・カン>リック・ヤング
<チェン>チュア・カー・ジョー
<チーフ・ハンクマン>フィリップ・タン
<ウェバー>ダン・エイクロイド
子供の頃に観た時はドキドキ・ワクワク・こわーい!! だったのに…
今じゃ全然怖くないわ(^^;
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