金曜ロードショー「ホーンテッドマンション」
(2003年アメリカ)▽ディズニーランド発お化け映画の決定版!!
ホーンテッドマンション◇03年、米。エディ・マーフィ。ふとしたことから、のろわれた"幽霊屋敷"に足を踏み入れた一家が遭遇する恐怖を描く。ロブ・ミンコフ監督。不動産業を営むジム(マーフィ)は仕事熱心で家族サービスもままならない。それでも何とか週末に家族旅行に行こうと妻のサラ(マーシャ・トマソン)と約束を交わす。ところが旅行前に、かつてない大きな取引の話が舞い込む。南北戦争以前に建てられた名家の豪華な屋敷を売りに出したいという依頼だった。ジムは家族旅行の途中、仕方なく一家でその屋敷に立ち寄る。しかし屋敷に着いた途端、突然の嵐に見舞われる。
ロブ・ミンコフ, エディ・マーフィ, テレンス・スタンプ, ジェニファー・ティリー, ナサニエル・パーカー, 山寺宏一, 滝田裕介
【解説・みどころ】
「パイレーツ・オブ・カリビアン」で全世界を魅了したウォルト・ディズニー・ピクチャーズが放つ、アトラクション・ムービー第3弾!また、ディズニー/ピクサーとして、「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード監督作「レミーのおいしいレストラン」が公開されて間もないが、今年末にはディズニーの新作3Dアニメ映画「ルイスと未来泥棒」が公開を予定しており、今年も目が離せない!
もはや知らない者はいないディズニーランドの「世界で最も有名なお化け屋敷」にインスピレーションを得た本作の映像プロジェクトのために、ハリウッドの頂点を極めたフィルムメーカーたちが集結した。
製作にあたったのは、アカデミー賞ノミネート回数17回、「美女と野獣」では600人ものアーティストを集めた製作チームをまとめ、米国映画芸術科学アカデミー賞の最優秀作品賞にこの分野では初めてノミネートされた、ディズニー・スタジオの新たな方向性を形作ったドン・ハーン。
「青くて宙に浮いている、といった固定観念に縛られたゴーストは創りたくなかった」と語るのは視覚効果スーパーバイザーのジェイ・レッド。アトラクションの中で人気の高い、ザ・シンギング・バスツ(歌う石像)とマダム・リオッタ(水晶玉の女性)のデザインも、彼のチームに任せられた。美術や衣装、特殊メイクといった伝統的な芸術と「マトリックス・リローデッド」や「スパイダーマン」などを手掛けた世界最高水準のコラボレーションが、未知なる世界に命を吹き込んだ。
ロブ・ミンコフ監督は「本物」のゴーストを創り出すことにこだわった。マダム・リオッタ、舞踏会のゲストたち、それにあの有名なヒッチハイカーのゴースト―伝説のディズニー・アニメーター、マーク・デイビスが創り上げた登場人物たちだ。アトラクション通り、もしくはそれ以上のものを観客が期待してくるために、極めてハイレベルで洗練された作品に仕上げる必要があることを痛感していた彼は、「ゴースト的エレガンス」をコンセプトに立てた。そのコンセプト通りの衣装を作るため、衣装デザイナーのモナ・メイは、同時に4つ5つの映画の衣装を作るようなものだったという。
しかし映画「ホーンテッドマンション」に最も大きなインスピレーションを与えたのは、なんといってもアトラクション:ホーンテッドマンションであることは言うまでもない。
「このアトラクションの大ファンだった」と語るロブ・ミンコフは、この「世界で最も有名なお化け屋敷」の完璧なまでのイマジネーションを最大限に活かしながらも、全く新しい映像エンターテイメントを創り上げていった。もちろんスタッフ全員「ホーンテッドマンション」の大ファンだというから、これがつまらないわけがない。
知っている方ならニヤリとするセリフまわしや、細かなディテール満載。見ているだけでアトラクションに乗っている気分にさせてくれる。もちろんアトラクションを知らずとも、しっかりとしたストーリー・息つく暇もない展開・そしてあっと驚く美しくも哀しい結末が用意されており、家族揃って楽しめる作品となっているのは言うまでもない。
・・・アトラクションでなんとなく気付いてはいたが、
あちらのお化けは足もあれば実体もあるらしい・・・隠れキャラも健在!
【ストーリー】
ジム・エヴァース(エディ・マーフィ)と妻のサラ(マーシャ・トマソン)は、不動産業を営んでいた。仕事も波に乗っているある日、「家を売りたいので来て欲しい」という老人から電話が入る。久しぶりの家族旅行の行きがけに、ちょっとだけ寄るだけのつもりで人里離れたエドワード・グレイシー邸に行ってみると・・・そこには壮麗なゴシック風の大豪邸が佇んでいた。呼び出されたにもかかわらず門も開いていないため、諦めて帰ろうとしたその時、誘うかのように静かに門が開く。
壮麗な外見にふさわしく、どこを見ても贅の限りを尽くした豪華な館内。そこへ依頼主であるラムズリー(テレンス・スタンプ)が現れ、主人エドワード(ナサニエル・パーカー)が晩餐会で待っているという。どこか動向がおかしいグレイシー邸の住人達。その上「幽霊を信じるか」と問われ、不穏な空気を感じる家族達。
イヤな予感はついに確信に変わる。隠し扉を見つけたジムは、その先の小部屋で球体に閉じこめられた顔だけのマダム・リオッタ(ジェニファー・ティリー)に「この家は呪われている。真実を知らなければ呪いは解けない。」と言われる。一方、暇を持て余していた娘のメーガン(アリー・デイヴィス)と息子のマイケル(マーク・ジョン・ジェフリーズ)は、青白いヒトダマに導かれるままに屋根裏部屋に行き、そこで二人は驚くべき物を発見する。そしてサラは一人、エドワードに館内を案内され・・・
個性豊かなゴーストたちが住む、世界で一番有名なお化け屋敷。しかしなぜ屋敷は呪われ、なぜ彼らはゴーストとなったのか。そして、その呪いを解く鍵は?扉を開ける度に深まる謎、恐怖、呪い・・・そして闇に隠された真実。122年の長きにわたる封印が解かれる時、そこにはどのような真実が待ち受けているのか!エヴァース一家とグレイシー邸の住人達の運命はいかに?
【キャスト・スタッフ】
< STAFF >
監 督 ロブ・ミンコフ
脚 本 デイヴィッド・バレンバウム
制 作 ドン・ハーン、アンドリュー・ガン
製作総指揮 バリー・ベルナルディ、ロブ・ミンコフ
原 案 ウォルト・ディズニー/ホーンテッドマンション
撮影監督 レミ・アデファラシン
プロダクション・デザイナー ジョン・マイヤー
編 集 プリシラ・ネッド・フレンドリー
衣装 デザイナーモナ・メイ
視覚効果スーパーバイザー ジェイ・レッド
視覚効果&アニメーション ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス
特殊メイク効果 リック・ベイカー
音 楽 マーク・マンシーナ
< CAST (声の出演) >
ジム・エヴァース エディ・マーフィ(山寺宏一)
ラムズリー テレンス・スタンプ(滝田裕介)
エドワード・グレイシー ナサニエル・パーカー(山路和弘)
サラ・エヴァース マーシャ・トマソン(鈴木ほのか)
マダム・リオッタ ジェニファー・ティリー(木の実ナナ)
エズラ ウォーレス・ショーン(樋浦勉)
エマ ディナ・ウォーターズ(滝沢ロコ)
マイケル マーク・ジョン・ジェフリーズ(宮里駿)
メーガン アリー・デイヴィス(鈴木里彩)
竹村淑子
石住昭彦
梅津秀行
雨蘭咲木子
小林さやか
川本克彦
石田圭祐
グッチ裕三
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