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金曜ロードショー「ジョンQ 最後の決断」 

金曜ロードショー「ジョンQ 最後の決断」 
(2002年アメリカ)▽手術費を払えない父親の究極の選択とは?
ジョンQ最後の決断◇02年、米。デンゼル・ワシントン。息子の命を救うために救急病棟を占拠した男性の姿を描く社会派サスペンス。ニック・カサベテス監督。ジョン(ワシントン)の息子、マイク(ダニエル・E・スミス)が心臓病を患い昏睡(こんすい)状態に陥る。心臓外科医のターナー(ジェームズ・ウッズ)によれば心臓移植しか助かる道はないが、適用されるはずの保険が利かないという。ジョンの会社が勝手に保険ランクを下げていたせいだった。リストラされ、パートタイマーに格下げされた彼は、国の補助も受けられない。ジョンは拳銃を手に、病院の救急病棟を占拠。医師や看護師、患者らを人質に立てこもり、息子の心臓手術を要求する。
ニック・カサベテス, デンゼル・ワシントン, ロバート・デュバル, ジェームズ・ウッズ, アン・ヘッシュ, レイ・リオッタ, キンバリー・エリス, エディ・グリフィン, ショーン・ハトシー, ダニエル・E・スミス, 小山力也

【解説・みどころ】
持たざる者には冷酷なアメリカ医療の現状を鋭く捉えながらも、決して堅苦しくせず、父としての愛やそこに偶然居合わせた人々との関係を、感動的に、時に緊張感を持って描いた本作品。つい先日公開されたマイケル・ムーア監督の「シッコ」でも取り上げられたように、現在の保険医療制度を考えれば、息子の命を救うため善良な市民が病院に立てこもるというのは、アメリカのみならず日本ですら十分起こりえる話である。しかし保険医療問題だけではなく、必死に生きること・命の輝きをテーマにした物語でもある。このような二面性を持つ本作品で、まさに命がけで息子を守ろうとする父ジョン・クインシー・アーチボルト(ジョンQ)に、アフリカ系アメリカ人では2人目のオスカー(アカデミー主演男優賞)を受賞したデンゼル・ワシントンが熱演。彼は「現実に、似たような事件が起こっても何ら不思議はないことに、映画を観て気づいてくれると思う。今はそういう時代になっていることを痛感する」と熱く語った。

不幸にも重い心臓病を患い、日に日に弱っていく息子マイクには、ダニエル・E・スミス。彼は子供向け番組の人気者で、デンゼル・ワシントンの末っ子も彼の大ファン。そのため、デンゼルに彼を推薦したという話もある。
病院に立てこもったジョンを常に信頼し、日に日に弱っていくマイクのそばを一時も離れない母デニスには、本作品が本格的メジャー作となったキンバリー・エリス。何があっても家族を信じ、なによりも父の取った行動が「正義」だと信じる妻を好演した。

また、ジョンを理解しながらも対峙する立場にある、シカゴ市警警部補フランクには、数々の作品に出演し、監督までこなすロバート・デュヴァル。マイクに治療をしないと決めた病院の院長レベッカ・ペインに「ラストサマー」「6デイズ/7ナイツ」のアン・ヘッシュ。病院の方針に従うべきか医師としての責任を果たすべきか、揺れ動く心臓外科医レイモンド・ターナー役に、ジェームズ・ウッズが得意のアクの強さで熱演している。
また人質の一人、ドメスティックバイオレンスで女性を傷つけるミッチ役を、注目の若手俳優ショーン・ハトシーが演じる。日本では公開未定だが、ブルース・ウィリス、シャロン・ストーン出演、ニック・カサヴェテス監督作品「Alpha Dog(原題)」で、監督と再会を果たしている。

ニック・カサヴェテス監督だが、「インディーズの父」と呼ばれるジョン・カサヴェテスの息子である。彼は「気がついたら父と同じ様に、家族の物語を撮っていた。家族をめぐる物語を撮る事は、カサヴェテス家の命題なのかもしれない」と言った。


ジョンQの「最後の」決断・・・父でなくとも涙が出ます!

【ストーリー】
夫ジョン(デンゼル・ワシントン)は低賃金労働者で、ついに支払いが滞り妻デニス(キンバリー・エリス)の車を持って行かれてしまう。二人には元気一杯の息子マイク(ダニエル・E・スミス)がいて、貧乏ではあるが家族揃って幸せな日々を送っていた。

今日は待ちに待った野球の試合。元気いっぱいに走塁するマイク・・・が突然胸を押さえて倒れてしまう。急いで病院に連れて行き一命は取り留めたものの、「心臓移植しか助かる道はない」と、担当医レイモンド(ジェームズ・ウッズ)から告げられる。
しかしお金も貯金もない二人は、院長レベッカ・ペイン(アン・ヘッシュ)に「大金を出した上に危険を冒して移植するか、そのまま死を待つか」の選択を迫られる。つまり移植リストに名前を載せるには大金が必要だが用意できるのか?ということだったのだ。家財を売り、知り合いに工面してもらい、また保険会社にも掛け合うも提示された金額には全く足りず、病院はそんな彼に「マイクを退院させる」と通告する。

どうにもならない状況に我慢の限界に達したジョンは、最後の手段に出る・・・拳銃を持って救急病棟を占拠、医師や患者を人質に息子を移植リストに載せてくれと要求を出した。目的が息子の命を救うためだけのジョンは、そこに居合わせた患者にはきちんと処置をするように医師や看護婦に指示を出し、病院内は和やかな雰囲気が漂い始め、団結心も芽生え初めていた。

一方、病院の外には多くの警官や、病院を占拠した凶悪犯を見ようと住民が集まって騒然としていた。そこへベテラン警官フランク(ロバート・デュヴァル)が登場しジョンと交渉に入る。なんとなく状況を把握し始めたフランクは、強行突破しようとしている警官をなだめて止めようとするが・・・

マイクの看病で病室にいたデニスの元へ、院長とフランクがやってくる。リストに載せたということにして妻をだまし、ジョンを説得させている最中に狙撃する作戦を作ったのだが、ジョンとデニスが電話をしている様子を傍受し、全国へ生放送したテレビ局があった。それを見てからというもの、住民たちはジョンをヒーロー視するようになり、逆に警官や病院を目の敵にし始める。また、その番組を見ていたレベッカ・ペインの目には・・・。

刻一刻と悪化するマイク。今すぐにでも移植しないと助からない状況になった時、ジョンの取った驚くべき行動とは?その時居合わせた人々の取った行動とは?

【キャスト・スタッフ】
< STAFF >
監督 ニック・カサヴェテス
原作 マーク・バーグ、オーレン・コーレス
製作総指揮 マイケル・デ・ルカ、アヴラム・ブッチ・カプラン、リチャード・サパースタイン
脚本 ジェームズ・カーンズ
音楽 アーロン・ジグマン
撮影 ロヒール・ストッフェルス
編集 デデ・アレン
衣装デザイン ベアトリックス・アルーナ・パストール

< CAST (声の出演) >
ジョン・クインシー・アーチボルド デンゼル・ワシントン(小山力也)
デニス・アーチボルド キンバリー・エリス(本田貴子)
マイク・アーチボルド ダニエル・E・スミス(津村まこと)
フランク・グライムズ ロバート・デュヴァル(糸博)
レイモンド・ターナー ジェームズ・ウッズ(土師孝也)
レベッカ・ペイン アン・ヘッシュ(日野由利加)
ガス・モンロー レイ・リオッタ(大塚芳忠)
レスター エディ・グリフィン
ミッチ ショーン・ハトシー

斎藤志郎
堀江真理子
岩崎ひろし
神奈延年
細野雅世
滝沢ロコ
伊丸岡篤
船木真人
松久保いほ
朝倉栄介
伊藤栄次
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向井 修
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