金曜ロードショー 「ドクター・ドリトル」
前代未聞の100を超える動物たちの名演技!名医ドリトル先生の診療室へようこそ。エディ・マーフィーと動物たちが奇跡の競演。最高にご機嫌な出来映えに爆笑必至!
名医ドリトルは、美しい妻リサと2人の娘に囲まれ、患者からの信頼もあり、安定した生活を送っていた。そんなある日、ひょんな事をきっかけに子供の頃に封印した「動物と会話をする」不思議な能力が甦ってしまう。その噂を聞きつけた悩みを抱える動物たちが次々と助けを求めてやって来て大パニックに!更に特殊な能力を持った故に、異常者扱いされ病院へ入れられてしまう。悩んだ末、ドリトル先生が選んだ決断とは・・・!?
出演
【キャスト】 エディ・マーフィー(山寺宏一) オシー・デイビス(池田勝) オリバー・プラット(大塚芳忠) ピーター・ボイル(富田耕生) リチャード・シフ(田村勝彦)
スタッフ
【監督】ベティ・トーマス 「ドリトル先生物語」ヒュー・ロフティング
【解説・みどころ】
エディ・マーフィーといえば、キング・オブ・コメディ!
そのキングの座を失いかねない事態が今作で発生した。キングと対等に張り合い、ときにはキングを超える笑いを引き起こす素晴らしい役者たちが山のように作品に集結したのだ。その共演者とは……山羊、ブタ、猫、ウサギ、ねずみ、ニワトリ、ペンギン、フクロウ、ハトなど、100を越える動物たち!
動物と会話ができる能力を持つ医師、ドクター・ドリトルを演じるエディ・マーフィーは、今作で「人生で初」というほど多くの動物たちを前にし、さらに演技をしなくてはならなかった。しかも、「実は子どものころは動物が怖くて、好きではなかった。それを知っている家族は僕がドリトル先生をやれるのか、半信半疑だったよ」という、絶対ピンチの過去も。さらに、今作の最難関はその動物たちに演技をさせることだった。そのため、それぞれ専門が違う動物トレーナーが選ばれ、各動物を徹底的に特訓するという気の遠くなるような作業も行われていた。「本当に動物たちは演技をしてくれるのか? エディは大丈夫なのか?」 現場ではそんな不安がスタッフの頭をかすめることもあった。しかし、そんな心配はなんのその。懸念されていた動物たちとエディ・マーフィーの笑いの呼吸はこれでもかというほどぴったり。そこから生み出される笑いは天下一品で、誰もが爆笑必至の仕上がりになっている。
また、その動物たちの声を担当しているのは、コメディアン出身、『リーサル・ウェポン4』(98)、『マダガスカル』(05・こちらも声の出演)のクリス・ロックや、『ブロードキャストニュース』(87)でアカデミー助演男優賞受賞し、『ファインディング・ニモ』(03)でも声の出演をはたしているアルバート・ブルックスなど、芸達者な面々。オリジナルでは、吹き替え版とは違った楽しみが味わえるかもしれない。
観終わった後はジワ?っと心が温まる、動物への愛とドリトル先生の家族への愛が、笑いの中にぎっしりと詰まった本作。そんなハートウォーミングな『ドクター・ドリトル』だけど、やっぱり一番のみどころはエディ・マーフィーのフクロウとのシーンだろう。
「たくさんの動物と共演したけど、フクロウが一番こわかったよ。トゲを抜いてやるシーンがあるんだけど、すごい声でほえるんだよ」
このシーンでエディがどんな表情をしているか要チェック! 真の役者魂が試されているはず!
【ストーリー】
ドクター・ジョン・ドリトル(エディ・マーフィー)は、美しい妻リサ(クリスティン・ウィルソン)と、2人の娘、マヤ(カイラ・プラット)とシャリース(レーベン・シモーネ)に囲まれ、医師としても患者からの信頼を集めて、安定した生活を送っていた。
そんなある日、病院から車で帰宅中にジョンは野良犬をひいてしまう。すると、その犬がジョンに向かって「気をつけろ! マヌケ野郎!」と怒鳴りつけてきたのだ。なにごとかと慌てるジョンだったが、彼は子ども時代、犬や動物と会話ができる不思議な能力を持っていた。しかし、父親アーチャー(オシー・デイビス)は動物と喋るジョンを異常だと心配し、悪魔払いをさせた。それ以来、ジョンは動物を拒絶し一切関わることがなかった。過去の能力が甦ったことに気付いたジョンは、その犬を引き取り、ラッキーと名付けて家で飼うことにする。
その頃、動物界では「動物の言葉が分る医者がいる」というニュースで持ちきりだった。フクロウが羽根にささったトゲを抜いてもらいに診療所へ来たことをきっかけに、ジョンの評判を聞きつけた病気や悩みを持つ動物たち――山羊、ペンギン、ニワトリ、象、鳩の夫婦、アルコール依存症の猿、老眼の馬、自殺願望のあるサーカスの虎、などなど――が次々とやってくる。動物の本当の痛みや悩みを理解するドクター・ドリトルは動物たちの信頼を得ると同時に、理想に燃え仕事に情熱を持っていたころの気持ちを取り戻し、やりがいを見出していた。
しかし、動物と話ができるという類まれな才能が、ドクター・ドリトルを窮地に陥れることになる。彼は精神異常者扱いされ、精神病院へ入れられてしまう。愛する家族の元へ帰るには、動物と会話ができる能力は封印しなければならない。だけど、本当にそれでいいのかドクター・ドリトルは悩みに悩む。
そして悩んだ末、ドクター・ドリトルが選んだ道は……?!
【キャスト・スタッフ】
<監督>
ベティ・トーマス
<製作>
ジョン・デイビス
ジョセフ・M・シンガー
デイビッド・T・フレンドリー
<脚本>
ナット・モールディン
ラリー・レビン
<原作>
『ドリトル先生物語』 ヒュー・ロフティング
<製作総指揮>
スー・バーデン・パウエル
ジェンノ・トッピング
<撮影>
ラッセル・ボイド、A.C.S.
<プロダクション・デザイン>
ウィリアム・エリオット
<編集>
ピーター・テッシュナー
<視覚効果スーパーバイザー>
ジョン・ファーハット
<音楽>
リチャード・ギブス
<衣装>
シャレン・デイビス
<アニマトロニック・クリーチャー>
ジム・ヘンソンのクリーチャー・ショップ
<動物トレーナー主任>
マーク・フォーブス
<ドクター・ジョン・ドリトル>
エディ・マーフィー(山寺宏一)
<アーチャー・ドリトル>
オシー・デイビス(池田勝)
<ドクター・マーク・ウェラー>
オリバー・プラット(大塚芳忠)
<キャロウェイ>
ピーター・ボイル(富田耕生)
<ドクター・ジーン・レイス>
リチャード・シフ(田村勝彦)
<リサ>
クリスティン・ウィルソン(日野由利加)
<ドクター・フィッシュ>
ジェフリー・タンボー(中村正)
<マヤ>
カイラ・プラット(浅野るり)
<シャリース>
レーベン=シモーネ(深水由美)
<ドクター・リトバック>
スティーブン・ギルボーン(水野龍司)
<ラッキー(犬)>
ノーム・マクドナルド(山路和弘)
<ジェイク(虎)>
アルバート・ブルックス(小林清志)
<ロドニー(モルモット)>
クリス・ロック(中尾隆聖)
<ネズミ♯1>
レニ・サントーニ(アンタッチャブル)
<ネズミ♯2>
ジョン・レグイザモ(アンタッチャブル)
<雌ハト>
ジュリー・カブナー(一城みゆ希)
<雄ハト>
ゲリー・シャンドリング(後藤哲夫)
<年老いたビーグル>
ブライアン・ドイル・マーレイ
<酔っぱらいサル>
フィル・プロクター(岩崎ひろし)
<フクロウ>
ジェンナ・エルフマン(唐沢潤)
<ヤギ>
フィリス・カーツ(吉田孝)
<太った雄犬>
アーチー・ハーン(乃村健次)
<アナグマ>
ポール・ルーベンス(下山吉光)
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