金曜ロードショー 「トリプルX」
ヴィン・ディーゼルの魅力全開! スポーティー&セクシー!今までのアクションとは全く違う!
トレード・マークは首の後ろに彫られた“XXX”(トリプル・エックス)の刺青。エクストリーム・スポーツのカリスマ、ザンダーは命をかけてスリルを追い求める危険な男。そんな彼をNSA(国家安全保障局)のエージェント、ギボンズはチェコのプラハで暗躍するテロ・グループの潜入捜査員に任命する。はたして、ザンダーは彼らを食い止めることができるのか?嫌々引き受けたエージェント仕事に、ザンダーが出した答えは…?
出演
ヴィン・ディーゼル(江原正士) アーシア・アルジェント(安藤麻吹) マートン・チョーカシュ(山路和弘) サミュエル・L・ジャクソン(小川真司)
スタッフ
ロブ・コーエン アーン・L・シュミット トッド・ガーナー ヴィン・ディーゼル ジョージ・ザック リッチ・ウィルクス ノベライズ:角川文庫・刊
【解説・みどころ】
こんな秘密エージェント見たことがない!
007のジェームズ・ボンドも、ミッション・インポッシブルのイーサン・ハントも、もう古い。新世紀のスパイは、スキンヘッドに入れ墨だらけ。違法のエクストリーム・スポーツ「Xゲーム」のカリスマで決まりだ!
驚異的な身体能力を持つことからシークレット・エージェントにスカウトされたザンダー・ケイジは、超危険なスタントを違法に行い、それを自ら撮影してインターネットに配信している命知らずのワル。そのため、工作員にスカウトされても「国のため」、「組織のため」、なんていう意識はまるでなし。言うまでもないが、これほどに無鉄砲なキャラクターを生身の人間が演じるとなれば、かなり危険だ。そんな危ない役に一人の男が名乗りをあげた――。その名もヴィン・ディーゼル。
7歳にして初舞台を踏み、その後も演劇活動にたずさわってきたディーゼルは、31歳でスティーブン・スピルバーグの『プライベート・ライアン』(98)で注目を集め、『ワイルド・スピード』(01)で一躍世界的にその名を知られるようになった遅咲きのスタア。35歳で挑戦することになった本作では、ロック・クライミング、モトクロス、スノーボード、兵器の取り扱いなど、作品に必要なアクションをクランク・インする前に3ヶ月かけてみっちり特訓し、数々のスタントを自分でこなすという凄技でスクリーンを圧倒する。
ちなみに、ディーゼルはこのトレーニングを行うまで、人生で一度もバイクを運転したことがなかったというのだから、驚きだ。そんなディーゼルをスカウトするボス役には、『スター・ウォーズ』シリーズや、『パルプ・フィクション』(94)、『アイアンマン』(08)などでカルトな人気を誇る個性派俳優サミュエル・Lジャクソン。敵の恋人役には映画監督(ホラー映画の巨匠)ダリオ・アルジェントを父に持ち、『サラ、いつわりの祈り』(04)などで映画監督としても活躍するアーシア・アルジェントが抜擢。VFXに頼らず、火薬をたっぷり使ったド派手なシーンに負けない存在感を残している。
主人公のザンダー・ケイジが“Xゲーム”と呼ばれる、超危険なアクション・スタントで名を馳せているだけに、トム・クルーズが演じるイーサン・ハントも決して手を出さないような壮絶アクションのオンパレード。車ごと橋の下に落ちて脱出を試みたり、スノボーで雪崩を起こしたりと、とにかくスゴイのひとこと。豪快で痛快なアクションを観て、日ごろの憂鬱を吹き飛ばしてください!
【ストーリー】
エクストリーム・スポーツのカリスマ、ザンダー・ケイジ(ヴィン・ディーゼル)は命をかけてスリルを追い求める危険な男。首の後ろに彫られた“xXx”(トリプル・エックス)の刺青がトレードマークのザンダーは、強靭な肉体と驚異の身体能力でスノーボードやスケートボード、車やバイクを自由に操りながら危険なスタントを行い、その映像をインターネットで配信して、若者たちに熱狂的な人気を得ていた。
そんな彼に、NSA(国家安全保障局)のベテラン・エージェント、アウグスト・ギボンズ(サミュエル・L・ジャクソン)が目をつけた。
ギボンズは、ザンダーをかつてソ連が開発した危険な生化学兵器盗難事件の黒幕とされる、チェコのプラハで暗躍するテロ・グループ「アナーキー99」の潜入捜査員に任命したのだ。先に送りこんだエージェントの3人を「アナーキー99」に抹殺されているギボンズは、彼らに対抗するには、「毒をもって毒を制す」しかないと判断。ザンダーに過去の犯罪を免責することを条件に、“xXx”のコードネームを与えプラハに潜入することを命じた。
渋々プラハに向かったザンダーは、抜群の洞察力と行動力でいとも簡単に裏社会の潜り込み、組織のボスである元ロシア軍将校ヨーギ(マートン・チョーカシュ)に近づき、生化学兵器を使用したテロ計画の情報を得る。これで任務終了と思われたが、ヨーギの恋人エレーナ(アーシア・アルジェント)が組織を抜けたがっているのを知ったザンダーは、ギボンズの帰国命令を無視して彼女を助けるためアジトへ引き返す。
その頃、ヨーギはザンダーがスパイだということを知り、生化学兵器テロを実行に移そうとしていた。
はたして、ザンダーはヨーギの計画を食い止めることができるのか?
嫌々引き受けたエージェント仕事に、ザンダーが出した答えは――?
【スタッフ】
<監督>
ロブ・コーエン<製作総指揮>
アーン・L・シュミット
トッド・ガーナー
ヴィン・ディーゼル
ジョージ・ザック
<製作>
ニール・H・モリッツ
<撮影>
ディーン・セムラー AM, ACS, ASC
<編集>
クリス・レベンゾン、ポール・ルーベル A.C.E.
<脚本>
リッチ・ウィルクス ノベライズ:角川文庫・刊
<プロダクション・デザイナー>
ギャビン・ボクエット
<音楽監修>
キャシー・ネルソン
<音楽>
ランディ・エデルマン
<衣装>
サーニャ・ミルクビック・ヘイズ
<特殊視覚効果>
ジョエル・ハイネック
【キャスト】
<ザンダー・ケイジ>
ヴィン・ディーゼル(江原正士)
<エレーナ>
アーシア・アルジェント(安藤麻吹)
<ヨーギ(アナーキー99リーダー)>
マートン・チョーカシュ(山路和弘)
<アウグスト・ギボンズ(米国家安全保障局員)>
サミュエル・L.・ジャクソン(小川真司)
<トビー・リー・シェーバース>
マイケル・ルーフ(坂詰貴之)
<ソーバ>
リッキー・ミューラー(伊藤和晃)
<キリル>
ヴェルナー・ダーエン(中谷一博)
<コルヤ>
ペトル・ヤクル(大黒和弘)
<ビクトール>
ジャン・フィリペンスキー(木村雅史)
<ディック・ホッチキス議員>
トム・エヴェレット(小島敏彦)
<エル・ジェフ>
ダニー・トレホル(小川隆市)
<ジム・マックグラス(米国家安全保障局員)>
トーマス・イアン・グリフィス(坂詰貴之)
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