日曜洋画劇場「死の標的」
(1990年アメリカ)▽やっぱり今夜も大暴れ!?沈黙男がワル撃沈
死の標的◇90年、米。スティーブン・セガール。米連邦麻薬取締局の元捜査官が、故郷で暗躍する麻薬組織と対決する。ドワイト・リトル監督。米連邦麻薬取締局の捜査官のハッチャー(セガール)は秘密任務の遂行中に同僚の死を目の当たりにする。それをきっかけに職を辞したハッチャーは故郷のシカゴに戻り、母と妹、妹の娘とともに過ごす。しかしシカゴでも麻薬汚染が広がっており、多くの人々に大きな被害をもたらしていた。やがて、ハッチャーはジャマイカを本拠地とした組織が黒魔術の力を借りて悪業の数々を行っていることを知る。組織の黒幕を突き止めたハッチャーは、一味と激しい銃撃戦を展開。そのため相手に命を狙われる羽目に陥り、妹の娘が巻き添えになって重傷を負ってしまう。ハッチャーは親友らとともにジャマイカヘ渡り、一味のアジトに乗り込む。
ドワイト・リトル, スティーブン・セガール, ベイジル・ウォレス, キース・デービッド, トム・ライト, 大塚明夫, 樋浦勉
死の標的?MARKED FOR DEATH?
?スティーヴン・セガール?
1951年アメリカ・ミシガン州生まれ。7歳で武道に憧れ、17歳で来日。以後は大阪で英語教師のバイトをしながら、禅、合気道、剣道、柔道、空手を学び黒帯を取得。83年、アメリカに帰国し、マーシャルアーツ道場を経営するかたわら、アクション映画のコーディネーターも手がけ、88年には『刑事ニコ/法の死角』で映画デビュー。得意の武道を生かしたキレのいいアクションと寡黙なキャラで人気を博し、『沈黙の戦艦』『沈黙の要塞』などの「沈黙」シリーズをはじめとした多くのアクション作に出演しています。大阪在住時には日本人と結婚し、俳優の藤谷文子と剣太郎セガールをもうけました。大阪弁もペラペラです。日本公開待機作に『Attack Force』『Flight Of Fury』『Prince of Pistols』(すべて原題)などが控えています。
アメリカ連邦麻薬取締局(DEA)の腕きき捜査官ジョン・ハッチャー(スティーヴン・セガール)が、バンコックにおける秘密任務を遂行中のこと。1人の女性が銃撃戦の末に巻きぞえになり、同僚の死を眼の当たりにする。それを機に彼は職を辞し、故郷のシカゴに帰ってきた。母と妹、妹の娘と共に家庭の暖かな味に久しぶりに浸るハッチャー。しかしシカゴも、麻薬を取り巻く社会問題は深刻で、多くの人々に多大な被害をもたらしていた。
やがて、ハッチャーはジャマイカを本拠地としたポッセという組織が黒魔術の一種アバ・クアの力を借りて悪業の数々を行っていることを知る。そして、彼は、ジャマイカ文化の人類学者レスリー(ジョアンナ・パクラ)の協力を得てポッセに関する情報を手に入れる。それは目が4つ、顔が2つという謎の言葉であった。
その後、組織の黒幕がスクリューフェイス(ベイジル・ウォレス)であることを知ったハッチャーは、一味と激しい銃撃戦を展開。そのために、スクリューフェイスに命を狙われる羽目となり、妹の娘が巻き添えとなって重傷を負ってしまう。やがてハッチャーは、5年間スクリューフェイスを追い続けているジャマイカの警官チャールズ(トム・ライト)や、親友のマックス(キース・デイヴィッド)と共にジャマイカヘ渡り、スクリューフェイスのアジトヘ潜入。スクリューフェイスの殺害に成功する。勝敗は決せられたかに見えた。しかし、そこには大きな罠が仕掛けられていた。スクリューフェイスは実は双子の兄弟であり、謎の言葉は、このことを意味していたのだ。ハッチャーはスクリューフェィスに最後の戦いを挑むのだが…。
■監 督
ドワイト・H・リトル
■製 作
マイケル・グレイス
マーク・ヴィクター
スティーヴン・セガール
■脚 本
マイケル・グレイス
マーク・ヴィクター
■撮 影
リック・ウェイト
■音 楽
ジェームズ・ニュートン・ハワード
■出 演
『ハッチャー』
スティーヴン・セガール(大塚明夫)
『スクリュー・フェイス』
ベイジル・ウォレス(樋浦 努)
『マックス』
キース・デイヴィッド(銀河万丈)
『チャールズ』
トム・ライト(谷口 節)
『レスリー』
ジョアンナ・パクラ(田中敦子)
『メリッサ』
エリザベス・グレイセン(日野由利加)
翠 準子
佐久間レイ
立木文彦
千葉 繁
大川 透
岩田安生
渡辺美佐
石波義人
藤本 譲
小島敏彦
北村弘一
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