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金曜ロードショー 「カーズ」
今度のピクサーは車が喋る!!待望の地上波初登場「カーズ」。友を得て、恋をして、家族の温かさを知るー。1台の若きレース・カーの成長物語。
「たまにはゆっくり走るのもいいもんだ」。ルート66で見つけた人生の教訓。これは人間の代わりに車が生活する不思議な世界の物語。都会派の若きレーサー、ライトニング・マックィーンは他人のことなど一切思いやる心の持たない自分勝手なレース・カー。そんな彼がある日、レース会場へと急ぐ中、迷い込んだのは、さびれた田舎町“ラジエーター・スプリングス”だった。そこで見つけた大切なものとは?
【解説・みどころ】
『トイ・ストーリー』ではおもちゃの世界を、『モンスターズ・インク』ではモンスターの世界を、『ファインディング・ニモ』ではおサカナの世界を描いたディズニー&ピクサー社が、次に選んだのはクルマの世界だった!
1995年、映画史上初となる長編フルCGアニメーション、『トイ・ストーリー』を発表してアカデミー賞特別賞を受賞。以降、『ファインディング・ニモ』、『Mr. インクレディブル』で2年連続アカデミー賞作品賞を受賞するという快挙を成し遂げた、世界のアニメーションを牽引し続けるジョン・ラセター監督が満を持して世に放ったのは、人間の代わりに車が生活する不思議な世界の物語。都会派の若きレーサー、ライトニング・マックィーンは自分の強さを鼻にかけ、他人のことなど一切思いやる心を持たない自分勝手なレース・カー。その彼がある日、カリフォルニアで開催されるレース会場へと急ぐ中、ふとしたことから活気を失くし廃れつつある田舎町“ラジェーター・スプリングス”に迷い込んでしまう。その田舎町でマックィーンは道路をメチャメチャに破壊し、裁判にまでかけられる羽目に。結果、道を修復するまで町を出てはいけないという制裁が下される。とはいえ、社会奉仕という言葉から遠くかけ離れた生活を送ってきたマックィーンは、逃亡することばかりを考える。しかし、拘束中にユニークで興味深い車たちと出会い、町の人たちの温もりと人情に触れることで、次第にマックィーンに変化が現れる。新しい仲間たちと友情を育み、本当の恋を知り、さらに努力することに大きな価値があることを学んだマックィーンは、そこに至るまでのプロセスがゴールと同じくらい大切なことだ、と気づいていくのだ。
ジョン・ラセターは休暇先でこの物語を思いついたのだという。働き通しだったジョンの体を心配した妻が強制的に2ヶ月の休暇を取らせ、00年の夏にキャンピング・カーを使って家族旅行を実施。その旅の目的は、高速道路を使わずに全米を横断し、西海岸の太平洋と東海岸の大西洋に足を浸すことだった。ラセター監督はその旅を振り返り「あの夏に学んだことは、『旅は人生のご褒美』なんだということ。ゴールを目指すことも、賞を獲得することも、現代社会が強要する様々なことをするのは悪いことじゃない。でも、忘れてはいけないのは、たとえば何かを達成したときに一緒に祝ってくれるような家族や友達の存在なんだ」、と語っている。ラセター監督はこの旅で、家族や友人の大切さを身を持って体感するとともに、新しい作品のアイデアを思いつくという、2つのご褒美を手に入れたのだ。
可能な限りリアルにみせるため、アニメーターたちは膨大な量のスケッチを描いただけでなく、サーキット場まで出向いて実際にレーシングカーに乗り、車の構造や走りを学んだという。アニメを逸脱した迫力あるレーシングシーンは、そんなアニメーターたちの努力と技術の結晶。やんちゃな主人公の“人間らしい”感情の変化やそれを取り巻く風景を、見事な映像美が支えている。さらに、日本語吹き替え版で本作を楽しむ方々には、ぐっさんこと山口智充がオンボロレッカー車“メーター”の声を絶妙に吹き替えているので、そちらも注目していただきたい。いまだかつて車が主人公で、しかも泣かせる映画なんて誰も観たことがないはず。そんな奇跡を起こせるのがピクサーなのだ。さあ、マックィーンが走る人生の旅を、今夜は一緒に駆け抜けよう!
【ストーリー】
カー・レースの最高峰ピストン・カップに出場する若きレーシングカー、ライトニング・マックィーン(オーウェン・ウィルソン)。まだ新人ではあったが、天才的な実力と圧倒的な人気を誇る彼は、レース界の最大の栄誉であるピストン・カップを狙っていた。ピストン・カップを手に入れるには、シーズン最終レース「ダイナコ400」に勝利しなければいけない。ところが、この「ダイナコ400」には、これまで数々の栄光をつかんできた伝説的存在のキング(リチャード・ベティ)と、キングのせいで万年2位だったチック・ヒックス(マイケル・キートン)が出場しており、3台とも成績はタイスコアだった。この大会に優勝すればチャンピオンという名の栄誉を得られるだけでなく、大物スポンサー“ダイナコ石油”とスポンサー契約が結べるという大きなおまけがつくため、マックィーンの気持ちは高ぶっていた。
ほぼ互角で展開されたレースだったが、後半マックィーンが優勢になった。しかし、仲間の言葉に耳を貸さず自分勝手な行動に出たため優勝を逃し、そのまま3台が同着。1週間後にカリフォルニアで同点決勝レースが行われることになった。
レース開催の地へ向かう途中、トラブルによりマネージャーのマック(ジョン・ラッツェンバーガー)とはぐれてしまったマックィーンは、ルート66沿いの見知らぬ町“ラジエーター・スプリングス”に迷い込んでしまう。突然のハプニングに動揺した彼は焦りでパニックに陥り、町の道路をメチャメチャに破壊してしまう。さらに、一刻も早く町から抜け出そうと猛スピードで走ったため、スピード違反で逮捕されてしまった。拘置所に入れられたマックィーンは裁判にかけられ、町の医者であり長老のドック・ハドソン(ポール・ニューマン)に裁きを下される。その内容は、壊した道路を補修するまで町を出られないというものだった。大事なレースを前にそんな暇はないマックィーンはふてくれされ、1時間で道路を直すものの、その仕上がりは酷い有様。すると、ドック・ハドソンが、自分とレースをしてマックィーンが勝利したら釈放してあげよう、と提案してきた。こんな老いぼれ車が相手となれば、勝負は見えている。マックィーンはこのオファーを快諾。町中が見守る中、二台の車はスタートに立った。
ドック・ハドソンに勝ち目はあるのか? はたしてマックィーンは長老相手に勝利をおさめ、町を出られるのか? そしてカリフォルニアでの決勝レースは?
…スタートの合図が響き渡った――。
【キャスト・スタッフ】
<監督・脚本>
ジョン・ラセター
<共同監督>
ジョー・ランフト
<製作>
ダーラ・K.アンダーソン
<製作補>
トム・ポーター
<ディレクティング・アニメーター>
ジム・マーフィー
ボビー・ポデスタ
<音楽>
ランディ・ニューマン
<ライトニング・マックィーン>
オーウェン・ウィルソン(土田大)
<ドック・ハドソン>
ポール・ニューマン(浦山迅)
<サリー>
ボニー・ハント(戸田恵子)
<メーター>
ラリー・ザ・ケーブル・ガイ(山口智充)
<フィルモア>
ジョージ・カーリン(八奈見乗児)
<サージ>
ポール・ドゥーリイ(麦人)
<ラモーン>
チーチ・マリン(樋浦勉)
<フロー>
ジェニファー・ルイス(片岡富枝)
<ルイジ>
トニー・シャループ(パンツエッタ・ジローラモ)
<リジー>
キャサリン・ヘルモンド(森ひろ子)
<グイド>
グイド・カローニ(デニーロ・デ・ジローラモ)
<シェリフ>
マイケル・ウォリス(池田勝)
<キング>
リチャード・ベティ(岩崎ひろし)
<チック・ヒックス>
マイケル・キートン(内田直哉)
<マック>
ジョン・ラッツェンバーガー(立木文彦)
水曜シアター9「コラテラル・ダメージ」
爆破テロで愛する家族を失った男が、復讐に身を染める姿を描いたアクション。アーノルド・シュワルツェネッガーの記念すべき30本目の出演作だ。(01年/アメリカ)
これまで多くの作品で屈強な戦士を演じてきたアーノルド・シュワルツェネッガーが本作では一転、ごく普通の“一般人”に挑戦。家族を失い、国家に裏切られた市民の苦悩を渾身の演技で表現している。サスペンスフルなストーリーの中で展開する、壮絶なアクションももちろん大きな見どころ。監督は「逃亡者」「沈黙の戦艦」のアンドリュー・デイビス。
【ストーリー】
ロサンゼルス消防庁の隊長をつとめるゴーディー(アーノルド・シュワルツェネッガー)。ある日、ダウンタウンの高層ビルで家族と待ち合わせていた最中、突如として大爆発が起こる。自身は一命をとりとめながら、目の前で愛する妻子を失ったゴーディーは心に深い傷を負い、犯人への怒りをつのらせるのだった。
爆破はコロンビアのテロリストグループによるものだった。ゴーディーはすぐさま、現場で見た犯人の情報をCIAに提供。「捜査に全力を尽くす」という ブラント高官(イライアス・コティーズ)の言葉を信じ、犯人に正義の裁きが下るのを待った。しかしいつまで経っても捜査状況は平行線、日を追うごとにぞんざいになっていくFBIの対応に苛立ちをつのらせる。
そんな日々が続くなか、ついにゴーディーは自らの手でテロリストへの復讐を決意。独自に調べた情報をもとに、単身コロンビアへ飛ぶ。“コラテラル・ダメージ”(政治的に止むを得ない犠牲)として国家から見捨てられた、愛する家族の無念を晴らすために…。
【キャスト・スタッフ】
監督: アンドリュー・デイビス
ゴーディー・ブルーアー/アーノルド・シュワルツェネッガー (玄田哲章)
セリーナ/フランチェスカ・ネリー(深見梨加)
イライアス・コティーズ(金尾哲夫)
クリフ・カーティス(咲野俊介)
ブラントCIA諜報部員/イライアス・コティーズ
石塚運昇
塩屋浩三
糸 博
近藤公務
小形 満
津田英三
後藤 敦
志村知幸
大山高男
相沢恵子
有本欽隆
塚田正昭
福田信昭
沢木郁也
寺内よりえ
風間秀郎
加藤将之
黒河奈美
久保田民絵
楠 大典
古田信幸
木川絵理子
渡辺浩司
駒谷昌男
日曜洋画劇場「メン・イン・ブラック2」
スピルバーグ製作総指揮の人気シリーズ第2弾!今回は極悪&超セクシーエイリアンと対決!マイケル・ジャクソンも出演!
【ストーリー】
5年前、MIB入局早々に地球の危機を救ったエージェントJ(ウィル・スミス)も、いまやトップ・クラスに成長している。
しかし、かつての相棒K(トミー・リー・ジョーンズ)が引退してからは、気の合うパートナーが見つからない。とうとう、パグ犬エイリアンのフランクがエージェントFに任命され、Jとコンビを組むハメになる。
そこに、新たな事件が発生。ピザ屋の主人に収まっていたザルタ星人のベンが殺されたのだ。Jは唯一の目撃者であるローラ(ロサリオ・ドーソン)から事情を聴取する。犯人はセクシー・ランジェリーのモデルに化けたエイリアンで、地球に隠された“ライト・オブ・ザルタ” という物体を狙ってベンを殺したらしい。
ローラに一目惚れしてしまったJは、目撃者の記憶はニューラライザーで即刻消去するというMIBの規約に反して、彼女の記憶を消すのを先延ばしにする。
近くの公園で、不法着陸と思われるカイロシア星人の宇宙船が見つかった。本部に報告するJに、上司のZ(リップ・トーン)は、怪訝な表情を浮かべる。
25年前、惑星ザルタが宇宙一凶悪なカイロシア星人のサーリーナ(ララ・フリン・ボイル)に襲われたことがあった。地球まで逃げてきたザルタの王女ラーナは、悪用したら惑星のひとつやふたつ消滅させてしまう強大なパワーを持つ秘宝“ライト・オブ・ザルダ”の保護をMIBに依頼したが、地球が戦争に巻き込まれることを危惧したZは「MIBはあくまで中立」という立場を守って、それを拒否。「“ライト”を宇宙に送り返せ」と、優秀なエージェントに処理をまかせたというのだ。
そのエージェントこそ、かつてJとコンビを組んでいたKだった。そして、セクシーモデルに化けてベンを殺したのは、そのサーリーナらしい。
MIBだったころの記憶を消して引退したKは、いまや普通のおじさんに戻っており、Jがいくら宇宙の危機を伝えても、エージェントだったことを思い出せない。
Jはやっとの思いでKをMIB本部まで連れ帰り、記憶再生装置ニューラライザーでKの記憶を蘇らせようとする。
ところが、そのとき、サーリーナがMIB本部に進入!局員たちを拘束し、Kの所在を吐かせようとしていた。JとKは、なんとか本部から脱出するが、記憶再生は中途半端のまま。
2人はエイリアンの武器商人ジーブス(トニー・シャーローブ)がもう1台のニューラライザーを持っていることを突き止め、改めて記憶再生に挑むが、Kに戻った記憶はMIBのエージェントであるということだけだった・・・。
記憶の糸をたぐって事件の核心へと迫るJとK。やがて、完璧に記憶を取り戻したKの前に、サーリーナが立ちはだかる。2人は宇宙最強のタッグを再結成して、凶悪エイリアンに立ち向かうのだが・・・!?
【キャスト・スタッフ】
■監督
バリー・ソネンフェルド
■製作
ウォルター・F・パークス
ローリー・マクドナルド
■製作総指揮
スティーブン・スピルバーグ
■脚本
ロバート・ゴードン
バリー・ファナロ
■撮影監督
グッレグ・ガーディナー
■音楽
ダニー・エルフマン
■特殊メイク
リック・ベイカー
■特殊効果
インダストリアル・ライト&マジック
■キャスト
エージェント“K”
トミー・リー・ジョーンズ(菅生隆之)
エージェント“J”
ウィル・スミス(東地宏樹)
エージェント“Z”
リップ・トーン(石田太郎)
サーリーナ
ララ・フリン・ボイル(渡辺美佐)
ローラ
ロサリオ・ドーソン(本田貴子)
チャーリー
ジョニー・ノックスビル(高木渉)
ジーブス
トニー・シャーローブ(酒井敏也)
ほか
金曜ロードショー 「シークレット・ウィンドウ」
見知らぬ男が、窓を開けた。それは開けてはいけない秘密の窓だった…ジョニー・デップ×スティーヴン・キングが奏でるいまだかつてない戦慄のミステリー。
盗作疑惑、数々の謎、そして殺人…。人気作家を襲う不幸な出来事の結末とは!?人里離れた湖のほとりにひっそりと建つ、とある家。そこには穴の開いたガウンを四六時中羽織っている不眠症の男が一人で暮らしていた。男の名前はモート。職業は小説家。そんな彼の元へ、ある日突然ジョン・シューターという見知らぬ男が現れ「お前は俺の小説を盗んだ」と言いがかりをつけられる。それが予期せぬ物語のはじまりだった…
【解説・みどころ】
人里離れた湖のほとりにひっそりと建つ、とある家。そこには穴の開いたガウンを四六時中羽織っている不眠症の男(ジョニー・デップ)がひとりで暮らす。男の名前はモート。職業は小説家。そんな彼の元へ、ある日突然見知らぬ男ジョン・シューター(ジョン・タトゥーロ)が現れ、「お前は俺の小説を盗作した」と、言いがかりをつけてくる。身に覚えのない疑念に戸惑うモート。しかし、それでも執拗にモートにつきまとい強迫を繰り返すシューター――。
この設定だけで、なにかが起こりそうな匂いがプンプンしてくるだろう。それもそのはず。本作は『グリーンマイル』、『ショーシャンクの空に』、『ミザリー』など、数々のベストセラーをこの世に送りだし、40以上もの作品が映画化されているモダン・ホラーの帝王、スティーヴン・キングのサイコ・スリラーが原作なのだ。キングが原作であれば当然何かが起こるというもの。さらに、その中心人物となる小説家を演じるのが世界的大スターのジョニー・デップとなれば、ハズレという選択肢は存在しないのだ。
本作の監督にして脚本を務めているデビット・コープは(過去に『パニック・ルーム』、『スパイダーマン』の脚本を手がけている)、当時『パイレーツ・オブ・カリビアン』を撮影中のデップをカリブ海まで追いかけ、直接出演交渉を行ったというほど、デップの出演にこだわっていた。でも、それも作品を観れば納得。本作はモートを演じる役者がすべての鍵を握っているのだ。全編モートの心理を追う形で展開されている物語は、登場人物も少なく、舞台も湖のほとりの家がほとんど。また、目立ったアクションもない。この限られたシチュエーションの中で最大限の表現ができ、かつ人々を惹き付けることのできる役者はジョニー・デップ以外に誰もいない! そこに、息子がスティーヴン・キングの大ファンだったことで出演を決めたという、超個性派役者のジョン・タトゥーロが異様なヴァイヴをきかせ、男たちの静かに、だがギラギラと流れるマイナスのエモーションがぶつかりあう。その壮絶な役者バトルも見逃せない。
はたしてあなたは今夜、まるで小説を読んでいるかのようにリズムよく流れる本作に隠された秘密を解くことができるか? 緊迫感溢れる90分、予想のつかない展開とスリルに興奮するもよし、謎解きに徹するもよし。また、サイコ・スリラーにいまいち萌えないという人は、9割以上を占めるジョニー・デップの画面占有を堪能するという究極の鑑賞法を楽しむもよし。海賊でもなく、お菓子の国の住人でもなく、歴史衣装を羽織るでもなく、12月に公開を控える『パブリック・エネミーズ』の1930年代の銀行強盗とも違う、ジョニー・デップの「今」の時代の「今の人」(と言っても謎だらけだが)の姿を拝める作品というだけでもかなりレア。ストーリーの都合上あまり多くを語れないので、これはとにかく観てもらうしかない!!
【ストーリー】
人気作家のモート・レイニー(ジョニー・デップ)は、別居中の妻エイミー(マリア・ベロ)との離婚協議による疲れでスランプに陥っていた。モートが妻の浮気現場に乗り込んだのが6か月前。それからモートは家を出て、湖のほとりの別荘で愛犬と暮らしていた。
そんなある日、モートの家にジョン・シューター(ジョン・タトゥーロ)と名乗る謎の男がやって来て、「お前は俺の小説を盗んだ」と言いがかりをつけてきた。有名になるとこのようなトラブルはつきもの。まるで身に覚えのないモートは男をあしらい、彼が残して行った原稿をそのままゴミ箱に捨てた。しかし、捨てられた原稿がモートのものだと勘違いした家政婦がこれを拾いあげ、モートに返してきた。モートは手渡された原稿に何気なく目を落とすと、そこには自分の著書に書かれているのとまったく同文章が綴られていた。これはどういうことなのか?
再びモートの元に現れたシューターは「そっくりの文章だっただろう?」と、またもやモートに因縁をつけてきた。しかし、よくよく話を聞いてみると、モートの方が先に小説を執筆しており、雑誌にも掲載されたという動かぬ証拠もある。「盗作されたのはこっちだ!」、濡れ衣を着せられて脅迫されていたモートは逆ギレしてシューターに声を荒げた。ところがシューターは動じることなく、むしろ怒りを抑えるかのような表情を浮かべながら、3日の猶予を与えるから自分の執筆が先だということを証明しろ、と言って帰って行った。さらにシューターは警告としてその夜、モートの愛犬をドライバーで殺害。ご丁寧に死体に「3日だぞ。本気だ。サツは呼ぶな」という手紙まで添えてあった。しかし、執拗なまでにモートに言いがかりをつけてくるシューターが要求しているのは、小説の結末を書き換えて自分の名前で出版しなおすこと、ただそれだけだった。さすがに恐怖を感じたモートは友人の探偵、ケン・カーシュ(チャールズ・S・ダットン)に調査を依頼する。しかし、不思議なことに誰もシューターの顔を知る者がいない。そこでケンはシューターの目撃者探しを始めるものの、予想をしていなかったまさかの結末を迎えてしまう。
一方、モートは妻の現在の恋人、テッド(ティモシー・ハットン)を疑い始める。テッドの生まれた故郷はテネシー州のシュターズ・ベイ。「シューター」とい名前と一致する。これは何かのメッセージなのだろうか? 追及すればするほど深まる謎に困惑するモート。
一体シューターとは何者なのか――? 彼の本当の目的は――?
【キャスト・スタッフ】
<監督・脚本>
デビット・コープ
<製作>
ギャビン・ポロン
<原作>
スティーヴン・キング
<製作総指揮>
エズラ・スワードロー
<撮影監督>
フレッド・マーフィー ASC
<美術監督>
ハワード・カミングス
<編集>
ジル・サヴィット A.C.E.
<衣装デザイン>
オデット・ガドゥーリー
<音楽>
フィリップ・グラス
<モート・レイニー>
ジョニー・デップ(平田広明)
<ジョン・シューター>
ジョン・タトゥーロ(大塚芳忠)
<エイミー>
マリア・ベロ(山像かおり)
<テッド>
ティモシー・ハットン(寺杣昌紀)
<ケン・カーシュ>
チャールズ・S・ダットン(入江崇史)
久保田民絵
石森達幸
田野 恵
中村千絵
上田陽司
水曜シアター9「ダイヤモンド・イン・パラダイス」
世紀のカリスマ泥棒が挑む、今世紀最大の騙し合い!「007」シリーズでおなじみピアース・ブロスナン主演のクライム・エンターテインメント。(2004年/アメリカ)
美しいカリブの海を舞台に仰天のトリックとスリリングな逃走劇、セクシーな美女の相棒にどこか憎めないFBI捜査官…といった定番要素をくまなく網羅し、「プリズン・ブレイク」製作も務めたブレット・ラトナー監督お得意のアクションをふんだんに盛り込んだ、まさに“泥棒ムービー決定版”!「デスペラード」「フリーダ」のサルマ・ハエックが相棒の美女役でセクシーな魅力を披露。
【ストーリー】
ハイテクな小道具と天才的な頭脳を駆使してあらゆる財宝を盗み出しながら、完璧なアリバイ工作で捜査の手から逃れ続けた世界的な大泥棒マックス(ピアース・ブロスナン)。かつてナポレオンが所有したとされる世界最大の3つの宝石“ナポレオン・ダイヤモンド”を狙った彼は、見事その内のふたつを手に入れる。
これを機会に泥棒業を引退したマックスは、恋人であり相棒でもあるローラ(サルマ・ハエック)とともにバハマの楽園“パラダイス・アイランド”で贅沢なリゾートを楽しんでいた。そんな中、この島にナポレオン・ダイヤモンド最後の一個が展示されることになる。
マックスを長年追い続けてきたFBI捜査官のスタン(ウディ・ハレルソン)は、これを最後のチャンスと見てマックスに「盗んでみろ!」と挑発を仕掛ける。一方マックスは、安定した生活を望むローラに「もし宝石を盗んだら永遠に別れる」と告げられ、泥棒としてのプライドの間で揺れ動いていた…。
【キャスト・スタッフ】
2004年 アメリカ
監督: ブレット・ラトナー
出演
マックス・バデット/ピアース・ブロスナン(田中秀幸)
ローラ/サルマ・ハエック(五十嵐麗)
スタン・ロイド/ウディ・ハレルソン(江原正士)
ドン・チードル(山路和弘)
ソフィー/ナオミ・ハリス
ベセル警部/オッパ・パパタンデ
モレー/ドン・チードル
乃村健次
中 博史
後藤哲夫
浅野まゆみ
佐々木梅治
勝 杏里
廣田行生
斉藤次郎
斧 アツシ
よのひかり
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