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金曜ロードショー「アナコンダ2」
【解説・みどころ】
「ハラハラドキドキMAX」シリーズ、3週連続放送の第3弾!巨大なヘビがヌルリヌメリと忍び寄り、思いがけない瞬発力で一気に人に喰らいつく。1997年公開の1作目以降、4本の続編が製作された人気シリーズの第2弾。「アナコンダ2」では巨大モンスター・アナコンダが増殖。インドネシアの密林で再びヤツらが攻撃を開始する!
ボルネオのジャングルに咲く蘭から、永遠の若さを保つことができる成分が検出された。7年に1度、2週間しか咲かないその蘭を手に入れるためやってきた研究者たち。しかしその蘭を狙っていたのは、彼らだけではなかった…。金に目がくらんだ恐れ知らずの研究者たちを待ち受けるのは、繁殖期を迎えて凶暴化しながら蘭の群生地に押し寄せた大量のアナコンダ! 果たして何人が、ジャングルの奥地から生きて戻ることができるのか?
前作ではアナコンダは1匹だけだったが、本作では逃げても倒してもその先に新たなアナコンダが現れる。対する研究者チームは現地で雇った船長とその助手を入れてもたったの8人+サル1頭。しかも敵はアナコンダだけとは限らない。ワニに毒クモといったジャングルの生き物たちと、激しいスコールが彼らに襲いかかるのだ。
研究者チームに雇われた船長の相棒であるサルのコングが超キュート…と思ったら、真っ先にピンチに陥るのは実は彼。動物の本能で危険を察知したコングの表情を、地面を這うアナコンダの目線で捉えていくカットに一気に期待が高まっていく。その後も、ジャングルの中を自在に動くことのできるコングは大活躍。迫りくるピンチにいち早く気付いたり、木に登った彼の視点から川の中をうごめいている巨大なアナコンダの影を見せたり。その可愛らしさだけでなく、演出面でも思いがけないスパイスとしての役割を果たしている。
実物のヘビとCGを駆使して生みだされたアナコンダが画面を所狭しと這いまわる様は、リアルでキモコワ。それと同じくらいの迫力で観る者を楽しませてくれるのが研究者たちの乗った船が滝を落ちるシーン。雨で水かさを増した滝を船の高さから俯瞰で見せる映像には足がすくむし、滝を落ちて行く途中で船から振り落とされる人影に思わず悲鳴が出そう! 滝から落ちた面々が船を見捨てて岸辺に泳ぎ着くまでのアクションもスタントを使わずに俳優たちが演じたそうで、そこだけで映画1本分の満足感を味わえるほどの名シーンだ。
そんな怖い思いをしても、仲間をヘビに喰われても、自分の研究と名誉のためにジャングルの奥を目指そうと主張するジャック・バイロン(演じるのはマシュー・マーズデン)のマッド・サイエンティストぶりも素晴らしい! 冒険の初めの頃はケイディー・ストリックランド演じるサムを口説くことしか興味がなさそうな穏やかな表情だったのが、どんどん視野が狭くなってエキセントリックになっていくジャック。毒グモさえも研究と金儲けの対象としてしか見られない彼の姿に、人を襲うアナコンダなんてカワイイもんで(!?)、本当に怖いのは人間のエゴだということを改めて実感させられ、我が身を振り返ってしまう人も多いはず。
とはいえ難しい理屈はマルっと忘れて楽しめる娯楽作。頭をからっぽにしてとことん怖がって、心の底から楽しんでいただきたい。
【ストーリー】
NYのとある研究所。ボルネオの奥地で発見された“ブラッド・オーキッド”という蘭を巡って熱い会議が繰り広げられていた。その花の成分に、細胞の老化を防ぐ効果があることが判明したのだ。大量に採取して商品化に結びつければ、億万長者間違いなしだ。しかしその蘭は7年に一度、2週間しか咲かない“幻の花”。蘭が咲き終わるまで残り一週間。臨床実験用の花を手に入れるために、研究所のチームはボルネオに向かった。
蘭の採取に向かったのは、蘭の研究をリーダーとなって進めているジャック・バイロン医師(マシュー・マーズデン)、金に目がない研究員のゲイル(サリー・リチャードソン=ホイットフィールド)とゴードン(モリス・チェスナット)、バイロンが想いを寄せている若手研究員サム(ケイディー・ストリックランド)にオタク系男子のコール(ユージン・バード)、そして医者のベン(ニコラス・ゴンザレス)。ボルネオに到着した一行はジャングルの奥深くへと船を出そうとするが、地元の漁師たちは雨季には船を出せないと拒否。酒と借金にまみれたジョンソン(ジョニー・メスナー)という男だけが、高額の報酬と引き換えに船を出すことを了承する。
ジョンソンの相棒のサル・コングとともにポンコツ船で出発する一行。ジャングルの中では衛星電話もまともに通じず、イライラと電波を探して船を歩き回っていたゲイルが川に落ちてしまった。一同は彼女をからかっていたが、そこに忍び寄る生き物が…ワニだ! とっさに飛び込んだジョンソンが、ナイフでワニを一撃。安心しきって再び船を走らせる一行の後ろで、そのワニの死がいをスルリとひと飲みにする巨大な影があった…。
しばらく後。ジャングルに激しい雨が降り出した。ジョンソンは安全を保証できないと港に引き返すようジャックに提案するが、ジャックは聞く耳を持たない。仕方なくジョンソンは船を進めるが、増水した川に大量の流木が流れ込み、舵がきかなくなってしまった。滝に向かって進んでいく船をどうすることもできず、船はそのまま滝にダイブ! 全員無事に岸まで泳ぎ着いたものの、船は沈没。食糧も流されてしまった。
いつ来るともわからない救助を待っていられないと、ジョンソンは支流にいる友人・リビングストンに連絡。彼との合流地点を目指して、一同はジャングルを横切ることに。しかしその道中。隊列の一番後ろを歩いていたベンが、突然巨大なヘビに飲み込まれてしまった!
ジョンソンによると、そのヘビはアナコンダと呼ばれる突然変異種。パニック状態になったゲイルは即座に帰国したいと言い張るが、ジャックはベンの死を無駄にしないためにも蘭を手に入れるべきだと主張。メンバーの意見が分かれる中、一行はようやく合流地点にたどり着くが、リビングストンの船もアナコンダに襲われ大破していた。1匹しかいないと思われていた巨大なアナコンダが、何匹もいる。しかも今は繁殖期で、メスの集まる“ブラッド・オーキッド”の咲く地にアナコンダが集まってきているというのだ。密林に住む原住民たちもアナコンダの襲来を避けるため逃げ出し、村はもぬけの殻。ジョンソンは彼らの住居に使われている木材を拝借して脱出のための船を作ることにするのだが…。この期に及んで蘭の採取を諦めていないジャックは、単独で行動を起こそうとしていた。
アナコンダの大群が待ち受ける“ブラッド・オーキッド”の群生地に向かうジャック。ジョンソンたちは彼の暴走を止め、無事に帰ることができるのか? 本当に恐ろしいのはアナコンダか、それとも…?
【キャスト・スタッフ】
<監督>
ドゥワイト・リトル
<脚本>
ジョン・クラフリン&ダニエル・ツエルマン
マイケル・マイナー
エド・ニューマイヤー
<製作>
ヴァーナ・ハラー
<製作総指揮>
ジャコバス・ローズ
<撮影>
スティーブン・F・ウィンドン
<ビル・ジョンソン>
ジョニー・メスナー(青山穣)
<サム・ロジャース>
ケイディー・ストリックランド(斎藤恵理)
<ジャック・バイロン医師>
マシュー・マースデン(村治学)
<コール・バリス>
ユージン・バード(高木渉)
<ゲイル・スターン>
サリー・リチャードソン=ホイットフィールド(朴璐美)
<ゴードン・ミッチェル>
モリス・チェスナット(山野井仁)
<ベン・ダグラス医師>
ニコラス・ゴンザレス(佐久田修)
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