金曜ロードショー「ターミネーター3」
(2003年アメリカ)▽シリーズ最強作ノーカット放送今度の敵は豊乳美女!!衝撃の結末
ターミネーター3◇03年、米。アーノルド・シュワルツェネッガー。かつて人類を滅亡の危機から救った男性が、究極のターミネーター、T?Xに命を狙われる。そこへ再びターミネーターが現れ、T?Xと死闘を繰り広げる。ジョナサン・モストウ監督。"審判の日"から10年が過ぎた。ジョン(ニック・スタール)はけがの治療のため、動物病院に忍び込む。そこには彼と不思議な運命の糸で結ばれたケイト(クレア・デーンズ)がいた。そんな折、未来から来た女性型のターミネーター、T?X(クリスタナ・ローケン)が出現。彼女の目的はジョンではなく、ケイトの抹殺だった。ケイトがパニックに陥る中、かつてジョンと彼の母親を守ったターミネーター(シュワルツェネッガー)が現れる。
ジョナサン・モストウ, アーノルド・シュワルツェネッガー, ニック・スタール, クレア・デーンズ, クリスターナ・ローケン, デビッド・アンドリュース, 玄田哲章
【解説・みどころ】
前作「ターミネーター2」が公開されたのが1991年。それから12年経った2003年、待望の「ターミネーター3」が数々の話題を巻き起こし公開された。当時のキャッチコピーは「恐れるな。未来は変えられる」。
前2作の監督を務めたジェームス・キャメロンは、物語は「ターミネーター2」で完結し続編は作るべきではないと考えたため、今作は監督がジョナサン・モストウに変わった。さすがに12年の経年変化、前作とは桁違いに進化したVFXで、アーノルド・シュワルツェネッガーに多用された特殊メイクもCGに取って代わられ、虚構と現実の区別もつかないほどリアルな世界を創造し、観客を楽しませてくれる。本当に良くできているこのCG、前作でも度肝を抜かれたが、今作は更に進化を遂げている。映画史上に残る2大アクションシーンである、100トンのクレーンが街中を大暴走する場面と、トイレでの一騎打ちの場面。生アクションの醍醐味とSFXが見事に融合し、前作にも増してパワフル!
ビジュアル的には大きく進化したターミネーターシリーズだが、コナー一族の宿命との戦いについて描かれた映画にかわりはなく、監督も「善と悪の戦いがもたらす影響の物語が、小さなひとつの家族、母と息子の物語に集約されている。機械と人間の戦いの物語ではあるが、実際に描かれているのは人間の感情だ。それが人々を引きつける要因になっていると思う。」と言っている。
ターミネーター役のシュワルツェネッガーは、前作とほぼ同じ体型にするために鍛え直したという。しかしそれ以上に新しいチャレンジとなったのは演技面であり、「今回ターミネーターは、前作とは別のマシーンという設定になっているため、1から人間の行動習慣を学ばなければならず、全く新しい経験であるように演じる必要があった」という。
なお、本作撮影の時点で「ターミネーター4」制作が決定しており、その時点ではシュワルツェネッガーの主演も決まっていたが、ご存知の通り、本作を最後に州知事に就任したため「ターミネーター4」が公開される可能性は薄れ・・・なんとも残念な話である。
青年ジョン・コナーを演じたのはニック・スタール。メル・ギブソンの「顔のない天使」に出演、本格的にデビューした彼は、本作の後には「シン・シティ」に出演している。T?Xを怪演したクリスタナ・ローケンだが、監督から「誕生」のシーンがあると聞かされた時、「ビバリーヒルズのロデオ・ドライブでヌードになれるのよ。そんな貴重な機会は見逃せないわ」と笑いながら言ったという。そんな彼女の映画への献身ぶりには、シュワルツェネッガーも賞賛の声を送った。
本作品で注目したい点が、前作までの台詞回しや、前作までにはあまり見られなかった要素である。「I’ll be back」は当然使うのだが、これ以外にもあちらこちらに思わずニヤリとしてしまう箇所が散りばめられている。シュワルツェネッガーが星形のサングラスを着用したり、ストリッパーの台詞を街中で使ってみたり、ロボットなのに嘘をついてみたり・・・「そうなる」理由は前述の通りだが、さすがに何度か見たことのある人が多いだろう「ターミネーター3」。そういう見方をしてみるのも新しい発見があって面白い。しかもファンにとってはたまらない、ターミネーターの第1世代T?1も登場しているのでお見逃しなく!
コミカルで人間臭くアナログっぽいターミネーター、
冷酷でフルデジタルなデンジャラスビューティーT?X。
未来のリーダー・ジョンと、スカイネット生みの親の娘で、ジョンの妻となるケイト。
2体の使命と2人の運命が交差した時、女神はどちらに微笑む!?
【ストーリー】
T?1000との未来を賭けた壮絶な死闘から十年。スカイネットが人類に反乱し、核戦争が起きる1997年8月29日は無事に過ぎ去り「審判の日」は回避された。
そして2004年。死闘を生き延びたジョン・コナー(ニック・スタール)は、自分が何者であるかを隠し、なるべく人と関わらないように放浪生活を送っていたが、なにか胸に引っかかる物を感じていた。そしてその予感は物の見事に的中。2032年から2人のターミネーターが送り込まれてきた。1人はジョンと「リスト」を抹殺目的とする、T?1000を遥かにしのぐ性能の最新型・最強のターミネーターT?X(クリスタナ・ローケン)。そしてもう1人は、10年前にコナー親子を守り燃えさかる溶鉱炉に入って自決したT?800の改良版、ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)だった。
T?Xは、後に邪魔となるジョンの仲間を次々に殺害して周り、昔の同級生で後に彼の妻であり、レジスタンス副リーダーになるケイト・ブリュースター(クレア・デーンズ)にも手が伸びた。だが、そこへターミネーターが現れジョンと彼女を救った。そして彼は、「歴史は変わってはいない。審判の日は先に延ばされただけだ。回避不可能だ。」とジョンに告げる。
再び未来を変えるために奔走する二人とターミネーター。母サラ・コナーの墓に行き、訝しがるジョンを押さえ墓を破壊するターミネーター。なんとそこには山のような武器の数々が隠されていた!彼女はこの日がくるのを予想し、残された息子のために用意していたのだ。
武器を手にした3人は、ケイトの父親であり、スカイネットの生みの親でもある空軍司令官ロバート・ブリュースター(デビッド・アンドリュース)も、T?Xに狙われていることを知り急いで向かう・・・が一歩遅く、すでにそこは機械(T?1)に支配されていた!ケイトの父は、ジョンの「スカイネットの中枢はどこに?」という問いに「クリスタルピークに行け」とだけ伝え息絶えてしまう。
悲しみを抱えながらも、スカイネット中枢を破壊すべくクリスタルピークを目指す二人だが、その目の前にターミネーターが現れる!しかしT?Xにプログラムを書き換えられてしまったターミネーターの取った行動は・・・。
そしてクリスタルピークで2人が目にしたものとは一体・・・。
【キャスト・スタッフ】
< STAFF >
監 督 ジョナサン・モストウ
脚 本 ジョン・ブランカート、マイケル・フェリス
ストーリー ジョン・ブランカート、マイケル・フェリス、テディ・サラフィアン
製 作 マリオ・F・カサール、アンドリュー・G・ヴァイナ、ジョエル・B・マイケルズ
制作総指揮 モリッツ・ボーマン、ガイ・イースト、ナイジェル・シンクレア
撮影監督 ドン・バージェスASC
プロダクション・デザイナー ジェフ・マン
衣裳デザイン エイプリル・フェリー
編 集 ニール・トラビスASC、ニコラス・デ・トス
特 撮 スタン・ウィンストン
音 楽 マルコ・ベルトラミ
< CAST(声の出演) >
ターミネーター アーノルド・シュワルツェネッガー(玄田哲章)
ジョン・コナー ニック・スタール(浪川大輔)←2の時もジョンの声を当てていた。彩の影月
ケイト・ブリュースター クレア・デーンズ(魏涼子)
T?X クリスタナ・ローケン(本田貴子)
ロバート・ブリュースター デビッド・アンドリュース(津嘉山正種)
スコット・ピーターソン マーク・ファミグリエッティ
シルバーマン医師 アール・ボーエン
伊藤健太郎
稲垣隆史
楠見尚己
古澤 徹
五十嵐 麗
田原アルノ
諸角憲一
山像かおり
相沢正輝
坂東尚樹
中村大樹 ←どこに出てたんだ?
小林沙苗 ←どこに(ry
佐々木亜紀
平川大輔
浦田 優
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