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金曜ロードショー「プレデター」

金曜ロードショー「プレデター」
(1987年アメリカ)▽シュワよ肉食獣より強いのはなぜなんだ!?
プレデター◇87年、米。アーノルド・シュワルツェネッガー。中南米のジャングルを舞台に、エイリアンとコマンド部隊との戦いを描く。ジョン・マクティアナン監督。コマンド隊長のシェイファー(シュワルツェネッガー)は、中南米で撃墜されたヘリコプターに乗っていた3人の閣僚の救出に向かう。同行するのはかつての戦友で、CIA部員のディロン(カール・ウェザース)のほかコマンド隊の精鋭5人。しかし、彼らを待ち受けていたのは、宇宙から飛来した生命体"プレデター"だった。体を透明化させ周囲の風景に溶け込み牙をむくプレデターに、隊員たちは次々に倒されていく。
ジョン・マクティアナン, アーノルド・シュワルツェネッガー, カール・ウェザース, 玄田哲章

【解説・みどころ】
本作「プレデター」が公開された1987年といえば、「スタンドバイミー」や「私をスキーに連れてって」、「マルサの女」が公開され、光GENJIがデビューし、マドンナやマイケル・ジャクソンが初のワールドツアーで日本公演した年である(少し脱線)。今でこそCGを使えば簡単な映像だが、昭和終盤の未だアナログな時代において、プレデターという異星からの侵略者を新鮮な映像で見せてくれた大ヒットアクション!配役・シチュエーションはがらりと変わってしまったものの、1992年には続編「プレデター2」、2004年にはもはや異種(同種?)格闘戦な「エイリアンVSプレデター」も公開された。

カメレオンのように姿を変え、ジャングルに隠れつつ突如襲いかかり、スリルを求めて「人間狩り」をするプレデター。有効な対抗策を見いだせぬまま、一人また一人「狩られて」いくシェイファー一行。うっそうとしたジャングルを舞台に、これでもか!!というくらい撃ちまくる銃撃戦や、残虐かつ狡猾なプレデターとの駆け引きが見所。時折挟まれるサーモグラフィ(感熱カメラ)映像も恐怖心をあおる!

監督は後に「ダイ・ハード」シリーズや、「レッド・オクトーバーを追え」などの非常に秀逸な作品を送り出したジョン・マクティアナン。制作は「48時間」「ストリート・オブ・ファイヤー」「トゥーム・レイダー」のローレンス・ゴードン/ジョエル・シルヴァーと、「アイ,ロボット」「エラゴン 遺志を継ぐ者」のジョン・デイヴィス。脚本はジェームズ・E・トーマスとジョン・C・トーマス。二人は「プレデター2」「エグゼクティブ・デシジョン」「ミッション・トゥ・マーズ」「エネミー・ライン」を手がけている。

主演のダッチ・シェイファーにはもちろんアーノルド・シュワルツェネッガー。誰もが知っている彼だが、今回は登場の仕方がある意味すごい!ヒゲにサングラスに葉巻で登場である。少々痩せて(しぼって)見えるため、かなり精悍な印象を受ける。それもそのはず、度重なるハードなスタントアクションを要求された彼は、10kg以上の減量を余儀なくされたという。

そのシェイファーの戦友でもあるディロンにはカール・ウェザース。フットボールの名選手として名を馳せていたウェザースは、1974年に本格的に俳優に転進するために引退。1976年公開の「ロッキー」で、無敵のヘビー級チャンピオンであるアポロを演じ、続編では主人公のライバルにして親友という重要な役を演じた。また「未知との遭遇」「ナバロンの嵐」などにも出演している。

ゲリラ拠点にいたアンナには「彼女を見ればわかること」「ソラリス」「美しい人」のエルピディア・カリーロが、紅一点好演している。敵として恐ろしい強さを見せつけるプレデター役だが、もとは当時無名のジャン=クロード・ヴァン・ダムが役についていたというが、最終的にはケヴィン・ピーター・ホールが演じることとなった。始終プレデターとして凶悪な仮面をかぶり、顔を出すことはない彼だが、最後のシーンでヘリコプターの操縦士として出ているので見逃さないように。


もちろんプレデターは怖いが、
「血が出るなら殺せる」と言い放つシュワちゃんも怖い!



【ストーリー】
海岸沿いの軍事基地に1台のヘリコプター到着した。アメリカ軍の救出部隊の隊長であるダッチ・シェイファー少佐(アーノルド・シュワルツェネッガー)一行は、元戦友でCIAの友人ディロン(カール・ウェザース)から、南米のジャングルで行方不明となった要人の救出と調査の依頼を受けた。シェイファーとマック(ビル・デューク)、ビリー(ソニー・ランダム)、ポンチョ(リチャード・チャベス)、ブレイン(ジェス・ベンチュラ)、ホーキンス(シェーン・ブラック)、そしてディロンは要人の救出に向かい、早速墜落しているヘリコプターを見つけたが、その中には無惨な死体が・・・さらに捜索を進めると、逆さに吊された死体を発見した。しかし辺りにはそれらしい足跡もなく、何か奇妙な気配を感じつつも行進を続けるシェイファーたち。
目的地であるゲリラ基地に到着し、急襲をかけて基地を壊滅状態にするが、そこですでに死んでいた要人の正体がディロンの部下であること、そして惨殺されていたのが別働隊であることを知ったシェイファーは、ディロンが仕掛けたCIAの偽装工作に利用されたことに気づき怒る。ディロンは国際問題に関する重要な文書を奪い、自分だけの手柄にしようとしていたのだ。しかしその時、ゲリラの応援が近くまで来ているということを知り急いで逃げることに。そこへ忍び寄る到底ゲリラではあり得ない不気味な影が1体・・・それには全く気がつかない隊員達。基地で捕虜にした女性ゲリラのアンナ(エルピディア・カリロ)が逃げだし、追うために単独行動に出たその時、透明なソレは牙をむいた!

見えない相手に怯えながらも、なんとか反撃しようとするシェイファー一行。その中で原住民であるアンナが「暑い夜には人間を襲い、皮をはぐ悪魔が現れる」という昔話を語る。シェイファー達はトラップを利用した攻撃を試みるが、あっさりと破られ逃げられてしまう。さらに追い詰めたものの次々に返り討ちに遇い、変わり果てた姿になっていく隊員達・・・最後に残ったのはシェイファーただ一人だった。

生き残ったシェイファーは、アンナを逃がすと一人で相手を引き付ける。そこでシェイファーは、相手の行動からとある弱点を見いだし、罠をかけ反撃に出るが・・・果たしてそれは・・・。


【キャスト・スタッフ】
< STAFF >
監督 ジョン・マクティアナン
製作 ローレンス・ゴードン、ジョエル・シルヴァー、ジョン・デイヴィス
脚本 ジェームズ・E・トーマス 、ジョン・C・トーマス
音楽 アラン・シルヴェストリ
撮影 ドナルド・マッカルパイン
編集 マーク・ヘルフリッチ、ジョン・F.フィンク
衣装 リンディ・ヘミング
美術 ジョン・ヴァロン

< CAST (声の出演) >
ダッチ・シェイファー アーノルド・シュワルツェネッガー(玄田哲章)
ディロン カール・ウェザース(菅生隆之)
アンナ エルピディア・カリロ(塩田朋子)
マック ビル・デューク(麦人)
ビリー ソニー・ランダム(大友龍三郎)
ホーキンス シェーン・ブラック(神谷和夫)
ポンチョ リチャード・チャベス(大塚芳忠)
ブレイン ジェス・ベンチュラ(青野武)
プレデター ケヴィン・ピーター・ホール(大友龍三郎)

加藤精三
田中正彦
幹本雄之
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木曜洋画劇場「スピーシーズ 種の起源」

木曜洋画劇場「スピーシーズ 種の起源」 
(1995年アメリカ)▽男を狙う異星からの美女!人類滅亡の危機
スピーシーズ種の起源◇95年、米。ベン・キングスレー。DNA操作実験で生まれた新種の生命体が、人類を絶滅の危機に陥れる。ロジャー・ドナルドソン監督。約20年前、宇宙に向けて人類が発信したメッセージに返事が届いた。それにあった不思議なDNA配列に基づき、フィッチ(キングスレー)率いる科学者グループは、宇宙から送られた謎のDNAと人間のDNAを結合させる実験を行った。わずか数週間で卵子は胎児となり、フィッチらはシルと名付ける。その後、急速に成長したシル(ナターシャ・ヘンストリッジ)が実験室から脱走。シルは殺りくと成長を繰り返しながら、自らの種を残すべくロサンゼルスに向かう。シルの暴走を防ぐため、フィッチはシルを捜し出すための特殊チームを結成する。
ロジャー・ドナルドソン, ベン・キングスレー, マイケル・マドセン, 小川真司, 山路和弘

1995年
(監督)
(出演) アメリカ
ロジャー・ドナルドソン
ベン・キングズレー(フィッチ)
---------声の出演 :小川真司
マイケル・マドセン(プレス)
---------声の出演 : 山路和弘
アルフレッド・モリーナ
---------声の出演 :家中宏
ナターシャ・ヘンストリッジ
---------声の出演 : 日野由利加


(あらすじ)
約20年前、人類が宇宙に向けて発信したメッセージに返事が返ってきた。その内容とは、遺伝子の基であるDNAの不思議な配列だった。フィッチ(ベン・キングズレー)率いる科学者チームは、宇宙から送られた謎のDNAと人類のDNAを結合させる極秘実験を行う。その結果生まれた少女・シル(ナターシャ・ヘンストリッジ)は、体内に恐るべき力を秘めていた。その存在に危険を感じた研究者たちはシルを抹殺しようとするが、彼女は研究所から脱走。殺戮と成長を繰り返しながら、自らの“種”を残すべくロサンゼルスへと向かう。シルが人間と交配して子孫を繁殖させれば、人類の絶滅は必至。生物学、異文化行動学、追跡、抹殺…あらゆる分野のエキスパートを集めて特殊チームを結成したフィッチは、果たしてシルの暴走を止めることができるのか!?

高島雅羅
片岡富枝
中多和宏
大坂史子
中 博史
長 克巳
後藤 敦
古澤 徹
大川 透
幹本雄之
遠藤純一
宮寺智子
岡本章子
茶風林
佐藤しのぶ
田原アルノ
寺内よりえ
さとうあい
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日曜洋画劇場「ワイルド・スピードX2」

日曜洋画劇場「ワイルド・スピードX2」
(2003年アメリカ)▽590台が音速激走!!ド派手カーアクション
ワイルド・スピードX2◇03年、米。ポール・ウォーカー。国際的マネーロンダリング組織の捜査に駆り出された元警察官のストリートカーレーサーの活躍を描く。ジョン・シングルトン監督。米マイアミ。元警察官のブライアン(ウォーカー)は、ストリートカーレースで賞金を手にする。ところが、突然現れた警察官たちに囲まれ逮捕されてしまう。その逮捕には警察の思惑があった。かつて潜入捜査でトラックジャック強盗団の逮捕に活躍したブライアンを再びおとり捜査の任務に就かせようというのだ。今回の標的は国際的なマネーロンダリング組織のボス。ブライアンは幼なじみのピアース(タイリース)を相棒に、おとり捜査を始める。
ジョン・シングルトン, ポール・ウォーカー, タイリース, エバ・メンデス, コール・ハウザー, 堀内賢雄, 乃村健次, 山像かおり, 中多和宏

 マイアミ。通りには、ストリート・ファッションに身を包んだ若者たちが詰めかけ、これから始まるストレート・カー・レーシングのスタートを待っている。この夜、レースに出場するのは、ホンダS2000にピンクのメイクを施し、チューンナップして自信満々の女性ドライバーのスーキー(デボン青木)など、走ることに青春のすべてを燃やす若者たちが、独自のチューンド・カーに乗り込んでいる。
 そんな中に、あの男の姿もあった。囮捜査官としてロサンゼルスのストリート・レース界に潜入し、トラック・ジャック強盗団の一味の逮捕に活躍しながら、男の友情のために、カリスマ・ドライバーであり、組織のボスである男を逃亡させたことから、警官の職を失ったブライアン・オコナーである。ギャラリーの興奮が頂点に達した時、レースのプロモーターであり、メカニックであるテズ(クリス・´リュダクリス´・ブリッジス)によって、フラッグがふられた。4台の車は、通りを爆走し、跳ね上がったままの開閉式の橋の上からダイブして、対岸へ着地しなければならない。一進一退のレースが展開し、ブライアンはニトロのパワーによって車をロケットのように吹っ飛ばした。
 マイアミでも大胆かつ冷静なドライビング・テクニックを見せるブライアンは賞金を手にするが、その直後、一世取締りで包囲網を敷く警官隊から放たれたコンピュータ系統をダウンさせる新兵器に車のパワーを奪われ、逮捕されてしまう。実は、ブライアンの逮捕には裏があった。ロス時代の上司も現れ、ブライアンを再び囮捜査の任務に就かせようというのだった。今回は、マイアミの連邦捜査官すら手を焼く実業家のカーター(コール・ハウザー)が標的だ。この男の表の顔は貿易商だが、実際は国際的なマネー・ロンダリング組織の黒幕なのだ。その組織の運び屋としてブライアンを潜りこませようという計画なのである。
 規則に縛られることを嫌うブライアンにとって重要なのは信用のおける相棒だった。ブライアンは幼なじみでスピード狂のピアースを指名する。だが、ピアースは犯罪のプロであり、札付きの前科者であった。彼は事件担当のマーカム捜査官(ジェームズ・レマー)から捜査が成功すれば前科記録を抹消するという取引きをしてブライアンに協力する。2人はカーターのもとで働く運び屋にレースを挑み、彼らに買って新しい運び屋として雇われる。カーターに接近することに成功した彼らの前に現れたのは、2人と同じ囮捜査官のモニカ(エヴァ・メンデス)だった。モニカはカーターの愛人を演じていたが、既にカーターと深い関係にあるように見える。
 やがて、ブライアンに「汚れた金」を運べと指令がカーターから下る。しかし、ここで思わぬ障害が立ちはだかる。地元警察がブライアンとカーターを標的にして追撃を始めたのである。囮捜査を成功させるにはカーターの指令を遂行せねばならない。無数のパトカーと警察のヘリを相手に2人の最高の爆走が始まった!

■監    督
ジョン・シングルトン

■製    作
ニール・H・モリッツ

■製作総指揮
マイケル・フォトレル
リー・R・メイズ

■原    案
ゲイリー・スコット・トンプソン
マイケル・ブラント
デレク・ハース

■脚    本
マイケル・ブラント
デレク・ハース

■撮    影
マシュー・F・レオネッティ

■編    集
ブルース・キャノン
ダラス・プエット

■音    楽
デビッド・アーノルド

■出    演
『ブライアン・オコナー』
ポール・ウォーカー(堀内賢雄)←天王ヒュウガの中の人

『ローマン・ピアース』
タイリース(乃村健次)

『カーター』
コール・ハウザー(中多和宏)←黄奇人の中の人

『モニカ』
エバ・メンデス(山像かおり)←胡蝶の中の人

『テズ』
リュダクリス(菅原正志)

『スーキー』
デボン青木(弓場沙織)

『ビルキンズ』
トム・バリー(藤本譲)

『マーカム』
ジェームズ・レマー(谷口節)

内田聡明
手塚秀彰
稲葉 実
矢尾一樹
後藤哲夫
遊佐浩二
奈良 徹
西凛太朗
増岡太郎
米村千冬
櫻田恵美子
河野智之
武 虎
三浦潤也
武田 華
御子柴明子
瑚海みどり
柴山平和
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金曜ロードショー「バットマン ビギンズ」

金曜ロードショー「バットマン ビギンズ」 
(2005年アメリカ)▽絶望と恐怖から再生したヒーロー誕生秘話シリーズ最新作登場!!
バットマンビギンズ◇05年、米。クリスチャン・ベール。人気アメリカンコミックを映画化。闇のヒーロー"バットマン"誕生に至る主人公の秘められた過去を描く。クリストファー・ノーラン監督。大富豪の家庭に育ったブルース(ベール)は少年時代、井戸で遭遇したコウモリの大群に圧倒的な衝撃を受け、さらに両親が目の前で殺されて大きなショックを抱え込む。やがて父の残した企業を受け継ぐが、強いトラウマと親の敵への復讐(ふくしゅう)心は消えず、犯罪者の心理を知るため自ら罪人となる。そんなある日、ブルースはデュカード(リーアム・ニーソン)と出会い、不正と闘うことを決意。彼の勧めで、ヒマラヤの奥地に潜む自警団"影の同盟"の下で心身を鍛え、心の闇を解放する。
クリストファー・ノーラン, クリスチャン・ベール, リーアム・ニーソン, 渡辺謙

【解説・みどころ】
1989年から続く実写版「バットマン」第5作として製作された、むしろ第0作とも取れるバットマン生誕の謎に迫る壮大なストーリー。ゴッサム・シティの善なる力としてのダークヒーローになるまでを描いている。

両親の愛を一身に受け、何不自由なく暮らしていたブルース・ウェインが、何故、どのように、何のためにバットマンになったのかを描いている。今までの作風と比べると、「唐突」感がない現代風の馴染みやすい世界観で、ある意味「見やすく」なっているといえるのではないだろうか(味気ないと感じる方もいると思うが・・・)。また、第1作目「バットマン」とは設定が違っている所が多少あるが、実はこちら「ビギンズ」の方が原作コミックスに忠実な設定となる。

ブルース・ウェイン/バットマンを演じるのはクリスチャン・ベール。「太陽の帝国」「若草物語」「コレリ大尉のマンドリン」などに出演している。ご覧になった方も多いと思う「ハウルの動く城」、このアメリカ版ではハウルの声優をつとめている。彼は直前に「マシニスト」でやせ細った役をしていたため、バットマン役を演じるに当たり、数ヶ月で30kg以上の肉体改造を果たすという役者魂を見せつけ、また完全に正義ではない、善と悪の間で揺れ動く「身近なヒーロー」を見事に演じた。その後、第79回アカデミー賞撮影賞・美術賞にノミネートされた「プレステージ」でマジシャン役を演じ、クリストファー・ノーラン監督と再会を果たしている。

そのクリストファー・ノーラン監督だが、モットーが「リアルに行こう、リアルに行こう。」だった。あまりCGに頼らずに撮影を行ったため、撮影は4ヶ月という長期に渡った。使用されたバットモービルは全部で8台にのぼり、そのうち5台は実用に耐えるガソリン車。しかもカーチェイスシーンもCGではなく、特殊カメラを使った実写という凝りよう。

バットマンと言えば、ケープを広げてゴッサムの夜空を飛ぶシーンがみものだが、このシーンにも視覚効果はいっさい使われていないという。撮影のウォーリー・フィスターは「バットマンが飛行するショットはすべて実写。カメラをワイヤーで吊り、サウンドステージの端から端までバットマンに飛んでもらいました。距離にして2キロ半くらいかな。ここにもクリスのモットーが活きているんです。」と証言している。
「視覚効果の極意はリアルな映像を生み出すこと。つまり、実写を使うに越したことはないんです。」と視覚効果監修のダン・グラスは説明している。当然至極ごもっともである。「外から見たゴッサムシティ」も、本作で初めて見られる。ここも見所なので見逃さないように。

ノーラン監督は「メメント」「インソムニア」「プレステージ」と、数々の話題作を監督しているが、なんと本作「バットマン ビギンズ」の続編となる「The Dark Knight」が、2008年9月日本公開に向け撮影中である。次回はどんなゴッサムシティでゾクゾクさせてくれるのか、今から楽しみである。


【ストーリー】
ウェイン家の屋敷の庭でブルース・ウェインとレイチェル・ドーズは元気に遊んでいた。しかし勢い余って井戸に落ちてしまったブルース。その奥に続く洞窟から突如コウモリが噴出してきた。それからというもの、コウモリが恐怖の対象となってしまい夜な夜なうなされるブルース・・・悪夢から目が覚めた場所は刑務所だった。
刑務所で騒ぎを起こし独房に入れられたブルース(クリスチャン・ベール)に、突如話しかけてきた男がいた。ヘンリー・デュカード(リーアム・ニーソン)と名乗った彼は、独房から出す代わりに「ヒマラヤに咲く青い花を見つけ頂上に持ってこい。そうすれば伝説になれる。」といい姿を消した。

ヘンリー・デュカードに言われたとおり、ヒマラヤ頂上に着いたブルースを待っていたのは、真の正義を守るために戦う「影の同盟」というラーズ・アル・グール(渡辺謙)率いる謎の組織だった。そこでブルースは数々の武術を習い、正義を貫くために修行を重ねた。そう、すべてはあの日・・・両親を殺した犯人への復讐、自分への罪悪感に打ち勝つためだけに。

長引く不況で貧困に喘ぐ、ゴッサム・シティに舞い戻ってきたブルース。両親を殺した犯人に復讐しようと準備していた彼は、裁判を終えた直後に犯人が殺害されてしまう現場に出くわす。一方、ブルースの幼なじみで地方検事補のレイチェル・ドーズ(ケイティ・ホームズ)は、凶悪犯たちをなかなか有罪にすることができない。そのレイチェルに連れてこられたバーで、ブルースは犯罪組織のトップに君臨するカーマイン・ファルコーニ(トム・ウィルキンソン)らの仕業によって、司法制度が上層部から腐敗しきっていることを知る。

代々ウェイン家の執事を努めるアルフレッド(マイケル・ケイン)、ウェイン社応用科学部という名ばかりの倉庫係に左遷させられたフォックス(モーガン・フリーマン)の協力を得て、悪夢にまで見た恐怖体験を基にある計画を実行し始める。「他人の恐怖を支配するには、まず自分の恐怖を支配すべきだ。自らが恐怖となれ。」と教えられた通りに・・・不気味な姿をした「もうひとりの自分」を解き放つ。それは、闇の騎士バットマン。格闘技術、英知、最新鋭の戦闘ツールを総動員し、悪の集団に立ち向かうが・・・それ以上に手ごわい集団がゴッサム・シティの壊滅を企んでいた!


【キャスト・スタッフ】
< STAFF >
監督・脚本 クリストファー・ノーラン
製作 エマ・トーマス、チャールズ・ローブン、ラリー・J・フランコ
製作総指揮 ベンジャミン・メルニカー、マイケル・E・ウスラン
脚本・原案 デイビッド・S・ゴイヤー
撮影 ウォーリー・フィスター、A.S.C.
美術 ネイサン・クローリー
編集 リー・スミス、A.C.E.
衣装 リンディ・ヘミング
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード

< CAST (声の出演) >
ブルース・ウェイン/バットマン クリスチャン・ベール(東地宏樹)
アルフレッド・ペニーワース マイケル・ケイン(中村正)
レイチェル・ドーズ ケイティ・ホームズ(高橋理恵子)
ヘンリー・デュカード リーアム・ニーソン(津嘉山正種)
ラーズ・アル・グール
渡辺謙
ルーシャス・フォックス
モーガン・フリーマン(坂口芳貞)
ジム・ゴードン ゲイリー・オールドマン
Dr.ジョナサン・クレイン/スケアクロウ キリアン・マーフィー
カーマイン・ファルコーニ トム・ウィルキンソン
リチャード・アール ルトガー・ハウアー

山路和弘
小川真司
関 俊彦
塩屋浩三
矢島晶子
山像かおり
秋元羊介
藤原美央子
梁田清之
木村雅史
石田太郎
緒方文興
井上倫宏
てらそままさき
藤本 譲
阪口周平
幸田夏穂
小柳洋子
武 虎
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木曜洋画劇場特別企画「コールドマウンテン」

木曜洋画劇場特別企画「コールドマウンテン」
(2003年イギリス・イタリア・ルーマニア合作)▽遂に登場アカデミー受賞超大作戦争が引き裂く純愛!壮絶ロマン
コールドマウンテン◇03年、英・伊ほか合作。ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン。南北戦争末期、重傷を負って病院に収容された南軍兵士。ふるさとと、そこで待つ恋人だけを心の支えにしてきた彼は死刑を覚悟で脱走する。アンソニー・ミンゲラ監督。南軍兵士のインマン(ロウ)は北軍とのゲリラ戦で重傷を負い、野戦病院に収容される。回復を待つ間、彼の頭に浮かぶのは3年前に離れたふるさとのコールドマウンテンと、恋人のエイダ(キッドマン)の面影だった。ある日、病院でエイダからの手紙を受け取ったインマンは、脱走兵として死刑になることを覚悟の上で、コールドマウンテンへと歩き出す。一方、インマンの帰りを待つエイダは、父が急死し生活の手段を失い窮地に立たされた。そんな彼女の前に突然、ルビー(レニー・ゼルウィガー)という女性が現れる。
アンソニー・ミンゲラ, ジュード・ロウ, ニコール・キッドマン, 平田広明, 岡寛恵

2003年
(監督)
(出演) イギリス・イタリア・ルーマニア
アンソニー・ミンゲラ
ジュード・ロウ
---------声の出演 :平田広明
ニコール・キッドマン
---------声の出演 : 岡寛恵
レニー・ゼルウィガー
---------声の出演 : 朴&#29840;美
ドナルド・サザーランド
---------声の出演 : 家弓家正
ナタリー・ポートマン
---------声の出演 :坂本真綾


(あらすじ)
南北戦争末期の1864年。南軍兵士としてヴァージニア州の戦場に送られたインマン(ジュード・ロウ)は、北軍とのゲリラ戦で瀕死の重傷を負い、野戦病院に収容される。回復を待つ間、彼の脳裏に浮かぶのは3年前に離れた故郷コールドマウンテンと恋人エイダ(ニコール・キッドマン)の面影だった。
ある日、病院でエイダからの手紙を受け取ったインマンは、脱走兵として死罪に問われるのを覚悟で、故郷への道を歩み出すのだった・・・。
一方その頃、インマンの帰りをひたすら待ち続けていたエイダは、唯一の身寄りである父が急死し、たちまち生活の手段を失い窮地に立たされていた。そんな彼女の前に突然ルビー(レニー・ゼルウィガー)という女が現れた。ルビーによって生活の知恵を教えられたエイダは、たくましく生きる女へと変わっていった・・・。

ばいお君の調子が悪くて、声優さんチェックできなかった(´・ω・`)
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