日曜洋画劇場「ミッドナイト・イーグル」
【ストーリー】
かつて戦場カメラマンとして世界的に活躍した西崎優二（大沢たかお）は、戦場でのある体験を機に心に傷を負い、追い討ちをかけるように妻をも亡くした。病気の妻を顧みなかった自分を責め、現在は山に入って星空を撮影する日々を送っていた。
だが、ある晩、西崎は轟音と共に空を駆け抜ける赤い光を目撃。思わずシャッターを切った。
その頃、内閣総理大臣・渡良瀬隆文（藤竜也）のもとに、米軍の戦略爆撃機“ミッドナイトイーグル”が、北アルプス上空で姿を消したという極秘情報が飛び込んできた。その機体には、日本全土を焦土に変えるほどの威力を持つ特殊爆弾が積まれていた…。
渡良瀬は、雪山での戦闘に即応する自衛隊特殊部隊を編成させ、機体の回収に向かわせる。
西崎は、高校時代の山岳部の後輩で新聞記者の落合信一郎（玉木宏）に誘われ、北アルプスに向かった。落合は、西崎の撮った謎の赤い光の写真を見て、大きな事件の匂いをかぎ取ったのだ。
2人は自衛隊員・佐伯昭彦三等陸佐（吉田栄作）から、赤い光の正体がミッドナイトイーグルであるという情報を入手。猛吹雪の中、ミッドナイトイーグルが消息を絶った地点へと急ぐ。
一方、東京では、西崎の義理の妹で、週刊誌記者の有沢慶子（竹内結子）が、落合から送られてきた写真の謎を追っていた。慶子は、姉の病に気がつかなかった西崎を憎み、姉の忘れ形見である息子を引き取って育てていた。
慶子は、工作員の男と接触、北アルプスで起こりつつある、恐るべき事態の真相を知るが…!?
特殊爆弾の起爆まで、残された時間…つまり、日本滅亡までのタイムリミットは、あとわずか…。事件に巻き込まれた人物たちの運命は…!? そして日本の未来は…!?
【キャスト・スタッフ】
■監 督
成島 出
■原 作
高嶋哲夫
■脚 本
長谷川康夫／飯田健三郎
■編集
ウィリアム・ヘンダーソン
■音 楽
小林武史
■主 題 歌
「はるまついぶき」／Bank Band
作詞・唄：桜井和寿 作曲：小林武史
■サウンドデザイン
クリストファー・アーキンス
■撮 影
山本英夫
■録 音
小野寺 修
■美 術
及川 一
■視覚効果
松本 肇
■山岳アドバイザー
小西浩文
（キャスト)
『西崎優二』
大沢たかお
『有沢慶子』
竹内結子
『落合信一郎』
玉木 宏
『佐伯昭彦』
吉田栄作
『冬木利光』
袴田吉彦
『斎藤健介』
大森南朋
『宮田忠夫』
石黒 賢
『渡良瀬隆文』
藤 竜也
ほか
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